- 2026年2月25日(水)〜27日(金)にポートメッセなごやで開催される「AI・業務自動化展[名古屋]」は、中部地方最大級のAI・DXソリューション展示会です。業務効率化や自動化を目指す企業にとって、新技術やサービス情報を収集できる絶好の機会となっています。
- 本記事では、AI・業務自動化展に出展するメリットや来場者の属性、さらに成功するブース設計や効果的な集客術、準備スケジュールまで、出展検討企業が知っておくべきポイントを網羅して解説します。
- 出展メリットとしては、約14,000名もの来場者(見込み)へのアプローチ機会や、製造業・自治体など幅広い業種の潜在顧客との直接対話が挙げられます。記事内では具体的なメリットをリストアップし、自社にとっての価値を明確化します。
- 成功の鍵となるブース装飾や当日の運営ポイントについても詳説。限られた3日間で最大限の成果を上げるためのブースデザインのコツ(例:高さを活かした目立つサイン設置や3秒で魅力を伝えるキャッチコピー)や、事前集客・当日対応の戦略を紹介します。
- W CREATIVE(弊社)では、展示会ブース設計から動画コンテンツ制作、動線設計、運営企画、フォローアップ施策まで包括支援しています。記事末尾で弊社の強みと無料提案サービスについても案内しておりますので、ぜひ参考にしてください。
目次
開催概要(AI・業務自動化展 2026[名古屋])
中部エリアを代表する**「AI・業務自動化展」**(Japan DX Week名古屋 内)は、業務のAI活用・自動化ソリューションが一堂に会する専門展示会です。2017年より開催されており、RPAやチャットボット、生成AIなど先端テクノロジーのビジネス活用サービスが多数出展します。業務効率化・コスト削減・品質向上を目指す企業にとって、新たなソリューションとの出会いの場となっています。
以下、2026年名古屋開催の基本情報です。
| 展示会名 | 第6回 AI・業務自動化展[名古屋] (Japan DX Week名古屋 内) |
| 開催日時 | 2026年2月25日(水)〜27日(金) 10:00〜17:00 |
| 会場 | ポートメッセなごや 第1展示館(愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2) |
| 主催 | RX Japan株式会社(Japan DX Week事務局) |
| 出展規模 | 出展社数:約140社(予定)、来場者数:約14,000名(予定) |
| 入場対象 | ビジネス関係者のみ(公式サイトから事前登録) |
※本展示会はJapan IT Week名古屋/Japan DX Week名古屋を構成する一展であり、会場では他にも「社内業務DX EXPO」や「データドリブン経営EXPO」等の関連展示会が同時開催されます。そのため幅広い分野から多数の来場者が集まる総合イベントとなっています。
この展示会に出展するメリット
AI・業務自動化展[名古屋]へ出展することには、多くのビジネスメリットがあります。他地域の展示会と比べた本展示会ならではの利点も含め、主なメリットを挙げます。
- 大量の見込み客と直接対話できる: 中部地方最大級のIT展示会であり、約14,000名の来場者が見込まれています。来場者は業務効率化やDX推進に関心の高いビジネス層が中心のため、自社サービスにマッチする質の高いリードを一度に多く獲得できます。対面で直接ニーズをヒアリングしながら提案できる機会は、オンライン広告等では得られない貴重なものです。
- 中部地域への市場開拓: 名古屋を中心とした中部エリアには製造業をはじめ優良企業が多数存在します。本展示会には東京や大阪の展示会には来られない地元企業のキーマンも来場します。普段接点のない新規顧客層に自社製品・サービスをPRでき、地域ごとの新規開拓や市場シェア拡大につなげられます。
- 同時開催展による相乗効果: 本展はDX関連の総合見本市の一部として開催され、「営業DX」「デジタルマーケティング」など隣接分野の展示会も同時開催されています。そのため本来のターゲット以外にも、隣接領域の課題を持つ来場者が多数訪れます。出展することで関連分野のお客様にもアプローチでき、自社ソリューションの新たな活用ニーズを引き出すチャンスが広がります。
- ブランド認知・信頼性向上: 大規模専門展へ出展している事実そのものが、自社のブランド力・信頼性を高めます。展示会場では業界メディアやアナリストの目に留まる可能性もあり、取材や掲載を通じたPR効果も期待できます。またブース上の看板や配布資料を通じて自社ロゴやメッセージを広く露出できるため、短期間で認知度を高めることが可能です。
- 競合調査と学習機会: 一堂に多くの競合・同業他社が集まる展示会は、他社のサービス動向やマーケティング手法を把握する絶好の機会でもあります。来場者として見る場合と異なり、出展社同士の交流や情報交換も期待できます。他社ブースの装飾や集客方法から学び、自社の今後のマーケ戦略に活かすこともできるでしょう。
以上のように、AI・業務自動化展への出展は新規リード獲得と市場開拓効果だけでなく、企業ブランド向上やインプットの場としても大きな価値があります。出展目的を明確に定め、それに沿ったKPI(名刺獲得数や商談件数等)を設定しておくことで、得られるメリットを最大化できるでしょう。
予想される来場者属性
AI・業務自動化展には、業種・業界を問わず「業務効率化」「DX推進」に関心を持つ幅広い層のビジネス来場者が集まります。想定される主な来場者の属性・業種は以下の通りです。
- 製造業(自動車・機械・電機・化学など)担当者: 中部地方は製造業が盛んな地域です。工場の生産管理や品質管理、事務部門の効率化を目指す製造現場の管理職や生産技術部門の担当者が多数来場すると予想されます。例えば自動車メーカーや部品メーカーのDX推進担当者が、AIを活用した検品・予知保全・事務処理自動化ソリューションを求めて訪れるケースが考えられます。
- 情報通信・IT業界の技術者・企画担当者: AI技術そのものを扱うIT企業のエンジニアやプロダクトマネージャーも来場します。他社のAIソリューション動向を調査したり、自社サービスと連携可能な最新技術を探す目的です。またユーザー企業の情報システム部門やDX企画担当も来場し、自社導入のヒントを探しています。
- 金融・サービス業などのバックオフィス責任者: 業務自動化は金融機関やサービス業の事務部門にも大きなテーマです。経理・財務、人事労務、総務などバックオフィス部門のマネージャー層が、RPAやAI-OCR、チャットボットを用いた業務効率化策を求めて足を運びます。銀行・保険等の金融業では、事務手続きの自動化や顧客対応チャットボット導入検討のための情報収集が期待されます。
- 行政・自治体の職員: 国や自治体でも業務効率化のためのAI・RPA活用が推進されています。県や市のDX担当部署の職員、また公共サービスのIT化を担う情報政策部門の方々が、窓口業務の自動化ツールやAI相談システムなどを探しに来ることが見込まれます。人口減少に伴う行政サービス効率化の課題意識から、自治体の来場も増加傾向にあります。
- 経営層・役員クラス: 企業の経営者や事業部長クラスも来場します。特に中小企業の社長や役員が、自社の生産性向上策を求めて視察するケースがあります。最新のAIトレンドを把握し将来の投資判断材料にする目的や、具体的な導入案件のためパートナー企業を探す目的で訪れることもあるでしょう。
以上のように、来場者は製造・公共からサービス業まで多岐にわたりますが、共通するのは「業務を今より自動化・効率化したい」というニーズを持っている点です。したがって出展企業側は、自社ソリューションが各業種のどの業務課題をどう解決できるかを明確に示すことで、幅広い来場者それぞれに響くアピールが可能となります。
どのような企業が出展すべきか
AI・業務自動化展は、その名の通り業務のAI活用・自動化に寄与する製品・サービスを提供する企業が主な出展対象です。具体的には以下のようなソリューションやサービスを持つ企業であれば、出展を強く検討すべきでしょう。
- AIプラットフォーム/機械学習ソリューション企業: AIアルゴリズムや機械学習モデルを提供し、企業のシステムに組み込んで業務高度化を支援する企業。例えばAIモデル開発環境、AutoMLツール、予測解析プラットフォームなど。ディープラーニングを活用した画像認識・音声認識技術を有する企業もここに含まれます。
- バックオフィス業務自動化ツール提供企業: 経理・財務、人事、総務などの事務作業を自動化するソフトウェアを提供する企業。具体例として、経費精算や請求書処理の自動化システム、ワークフローシステム、AI-OCRによる書類デジタル化サービスなどが該当します。昨今ではこれらに生成AIを組み合わせて高度化したサービスも注目です。
- RPA・ロボティクス関連企業: 定型業務をソフトウェアロボットや実機ロボットで代替するRPA(Robotic Process Automation)ソリューション企業。PC上の操作を自動実行するRPAツールベンダーや、倉庫内搬送など業務プロセスの物理的自動化ロボットを扱う企業も含まれます。多くの企業でRPA導入が進む中、競合がひしめく分野ですが、本展示会は有力なPRの場です。
- チャットボット・自動応答システム企業: カスタマーサポートや社内ヘルプデスク向けのAIチャットボットを提供する企業。自然言語処理技術を活用し、問い合わせ対応や社内FAQ対応を自動化するソリューションが該当します。近年はGPT系の大規模言語モデルを組み込んだ高性能チャットボットが多数登場しており、来場企業の関心も高い領域です。
- データ分析・BIの自動化サービス企業: 膨大な業務データをAIで分析し、自動的にレポーティングしたり意思決定支援を行うサービスを提供する企業。ビッグデータ分析プラットフォーム、BIツール、需要予測システムなど、データ活用を自動化・効率化するソリューションがこれに該当します。専門人材不足に悩む企業にとってニーズの高い分野です。
- ソフトウェア開発・テスト自動化ツール企業: アプリケーション開発プロセスそのものを効率化するDevOps支援ツールや自動テストツールを提供する企業も対象です。例えばコード自動生成AI、テスト自動実行プラットフォーム、CI/CDパイプライン構築サービスなど、IT部門向けの効率化ソリューションを扱う企業です。
- 生成AIソリューション企業: 最近特に増えているのが生成AI(Generative AI)のビジネス活用を支援する企業です。文章や画像の生成AIを使った文章要約・レポート自動作成ツール、AIアシスタント、コンテンツ自動生成サービスなど、ChatGPT的な技術を業務適用するサービスが多数出展しています。新設カテゴリであり、多くの来場者が関心を寄せる分野と言えます。
- その他業務効率化ソリューション企業: 上記に当てはまらない場合でも、**「企業の業務を自動化・効率化できる」**製品やサービスであれば出展検討の価値があります。例えば社員教育を自動化するeラーニングAIや、施設管理を自動化するIoTソリューションなど、業務プロセス改善につながるものであれば幅広く来場者ニーズにマッチします。
要するに、自社の提供価値が「人が行っている業務の自動化・効率化」に直結する企業は、この展示会で確実なターゲット顧客層にリーチできます。上記のようなソリューションをお持ちの企業にとって、AI・業務自動化展は絶好のマーケティング機会となるでしょう。
成功するブース装飾
多数の出展ブースがひしめく会場で来場者の目に留まり、足を止めてもらうには、ブース装飾・デザインに工夫が必要です。ここでは**「立ち寄ってみたい」と思わせるブース作り**のポイントを紹介します。
- 戦略的なレイアウトと動線設計: ブースの形状・配置は集客効果を大きく左右します。基本は開放的で入りやすいレイアウトにすることです。例えばブース入り口を広く確保し、正面に立ちふさがる壁やカウンターを置かないようにします。人の流れは会場を時計回りに巡回する傾向があると言われます。この動線を意識し、通路側から中が見渡せる配置にすると自然と人が入り込みやすくなります。またブース内も通路幅を十分(約1.2m以上)確保し、複数人が同時に立ち寄っても滞留・窮屈にならないよう計画します。展示物の配置は入口近くにキャッチーな概要、奥に詳細情報と奥に進むほど理解が深まる導線にすると効果的です。このように来場者の動きやすさを第一に考えたレイアウトが集客成功の土台となります。
- 遠くからでも目立つ高さ・サイン計画: 会場でまず目に入るのはブース上部のサインや装飾です。他社ブースに埋もれず存在感を放つには、高さ方向の空間を最大限活用しましょう。規定の範囲内で可能な限り高所に社名ロゴやキャッチコピー入りの看板・バナーを設置します。特に2.5メートル以上の高さに掲げた大型バナーは、会場内の遠方からでも視認でき、来場者を自然に誘導する効果があります。照明にも工夫し、看板を明るく照らすことで一層アイキャッチ効果を高めましょう。ただし高くし過ぎて威圧感を与えないよう、全体バランスと開放感も大切です。ブースの四方どこから見ても目に留まるサイン計画で、「お、何かやっているぞ」と興味を引く状態を作ります。
- 3秒で伝わるメッセージとデザイン: 来場者がブース前を通過する時間は平均3〜5秒と言われます。その一瞬で「自社は何者で、どんなメリットを提供できるか」を印象付ける必要があります。壁面やパネルにはシンプルかつ明快なキャッチコピーを大きく掲出しましょう。「AIで〇〇を自動化」「◯%業務時間削減」など、一目で理解できるメッセージが理想です。また企業カラーを基調にしつつ、会場照明に埋もれないコントラストのある色彩計画を行います。暖色系は親しみやすさ、寒色系は信頼感を与えると言われますので、自社イメージに合わせて戦略的に配色します。さらに印象的なグラフィックビジュアルも有効です。製品のビフォーアフターを示す図解や、大きな製品写真などを配置し、文字を読まなくても直感的に興味を引けるデザインにします。
- 大型モニターと動画で訴求力アップ: 動画コンテンツは静止した展示より遥かに人の目を引きます。ブース正面に大型ディスプレイを設置し、自社サービスの紹介動画やデモ画面をループ再生すると効果的です。動きと音声があることで遠巻きの来場者にも気づいてもらえ、立ち止まるきっかけになります。ポイントは字幕や要点テロップを入れて音声なしでも内容が伝わる動画にすることです。展示会場は騒がしく音声が届きにくいため、映像だけでサービス概要やメリットが理解できる工夫を凝らしましょう。またモニター設置位置は人の視線の高さに合わせ、なるべく遠方からでも画面が見えるよう高めに配置します。弊社ではこの大型モニター活用も含めたブース設計を得意としており、後述のように動画制作から一貫サポートが可能です。
- 統一感・プロフェッショナル感のある装飾: ブース全体のデザインテーマを統一し、洗練された空間を演出することも大切です。社名ロゴや製品名のフォント・色調を揃え、ブース内の壁面・カーペット・什器に至るまで一貫したデザインテイストでまとめましょう。統一感のあるデザインは企業のプロフェッショナルなイメージを強調し、信頼感を高めます。一方で展示物が複数ある場合は各製品コーナーにわかりやすいサインを付け、情報が埋もれないようメリハリをつけます。照明はスポットライト等で製品やパネルに適切に当て、暗すぎたりチラついたりしないよう調整します。さらに観葉植物やデザイン什器を配置し、来場者が快適に感じられるブース環境を整えるのも良いでしょう。清潔感も重要で、パンフレット類が散らかっていない状態を常に保つよう運営面でも注意します。
これらのポイントを踏まえたブース装飾によって、来場者にとって**「魅力的で立ち寄りやすいブース」を実現できます。特にAI・業務自動化展のように技術テーマの展示会では、「近未来感」「スマートさ」を演出するデザインも有効です。自社の強みを引き立てる世界観づくり**を意識して装飾計画を立てましょう。
集客・運営のポイント
効果的な集客と円滑なブース運営は、展示会出展の成功に欠かせません。展示会集客は事前準備・当日対応・事後フォローの総合戦です。ここでは来場者をブースに呼び込み、商談につなげるための具体策を段階ごとに解説します。
- 【事前】ターゲットへの徹底告知: 出展が決まったら、展示会開催前から集客は始まっています。まずは来場してほしい見込み顧客リストを洗い出し、招待状や案内メールを送りましょう。招待状には自社ブースの見どころ(新製品発表やデモ実施時間など)を盛り込み、「ぜひお立ち寄りください」と明確に呼びかけます。加えて自社ウェブサイト上での告知や、SNS公式アカウントでの出展情報発信も活用します。「〇〇展に出展します」「ブース番号◇◇でお待ちしています」といった投稿を定期的に行い、既存フォロワーや顧客に周知します。プレスリリースを発信できる場合はメディア向けにも情報提供すると、展示会公式サイトの出展社一覧やニュース記事経由での流入も期待できます。事前集客に力を入れることが、当日の集客成否を大きく左右します。おろそかにせず、開催直前まで継続して告知を行いましょう。
- 【当日】ブース前での効果的な呼び込み: 展示会当日は、ブースに人を呼び込む現地での工夫が重要です。ただ立っているだけでは通り過ぎられてしまうため、スタッフ全員が積極的に声掛けを行いましょう。「○○のお悩みありませんか?解決策をご紹介しています」など、ターゲットの関心に刺さる一言を用意して声をかけます。例えば製造業の来場者には「生産現場のDX事例をご覧いただけます」、バックオフィス担当には「経理処理を90%自動化する方法があります」等、相手に応じたフレーズを準備すると効果的です。またノベルティやパンフレットを手渡ししながら呼び込むのも有効です。実用的なノベルティ(ボールペンや付箋など)に自社ロゴを入れて配布すれば受け取ってもらいやすく、ブース内で詳しい説明を聞いてもらうきっかけになります。ただし闇雲に配るのではなく、興味を示した相手に渡すようにしましょう。
- 【当日】ブース内での対応と演出: ブースに来訪した方には、スムーズかつ興味を引く対応を行います。スタッフの役割分担を明確にし、「案内役」「デモ実施役」「詳しい技術説明役」など配置しておくと良いでしょう。まず立ち話レベルで興味を持った来場者には、短時間のデモンストレーションに誘導します。決まった時間にミニセミナーやデモを実施する場合、事前にスケジュールを掲示しアナウンスすると人が集まりやすくなります。デモを見ることで理解が深まり、その後の商談へスムーズにつなげられます。ブース内には十分な数のパンフレットや事例集を用意し、関心度に応じてお渡しします。また、来場者の質問には的確に答えることが大切です。専門的な質問には技術担当者が対応し、商談の可能性が高い場合はその場で次のアポイント設定まで行う積極性も必要です。スタッフ同士が私語に夢中になったりスマホを見たりしていると印象が悪いので、常に来場者に注意を向けた態勢を心がけます。ブースが混み合っている場合でも、軽く目を合わせて頷くなど**「後でお話しします」のジェスチャー**をするだけで、待ってもらいやすくなります。
- 【当日】データ活用とSNS発信: 展示会場でリアルタイムに活用できるツールも積極的に使いましょう。例えば名刺スキャンアプリや【QRコード読み取り】で来場者情報を即デジタル化すれば、後日のフォローが楽になります。名刺交換したら都度メモを取り、興味分野や会話内容を簡潔に記録しておきます。また可能であればSNSでのライブ配信や投稿も検討します。ブースの様子やデモ風景をTwitter等で発信することで、会場内外のフォロワーにアピールできます(※事前に主催者の撮影・配信ルールを確認)。SNS投稿に展示会公式ハッシュタグがあれば付けて、より多くの人の目に留まるようにすると良いでしょう。
- 【事後】迅速なフォローアップ: 展示会終了後、素早いフォローが成約率を大きく左右します。名刺交換したリードには遅くとも1週間以内にお礼メールを送り、資料請求や商談希望の有無を確認しましょう。即日〜翌日に送るのが理想です。また、会期中に問い合わせのあった内容には個別に詳細資料を添付するなど、相手の関心に応じた情報提供を行います。展示会後は多くの企業からフォローメールが来るため、自社を印象付ける工夫(例:当日話題に上った課題についての提案書添付)で差別化します。さらに営業部門とは共有リードの引き継ぎミーティングを開き、ホットリードは早急に訪問・オンライン商談へつなげます。せっかく獲得した名刺をフォローしないままでは機会損失となるため、ここまで含めて出展の成功と言えます。フォローアップ施策の詳細については、後述「弊社の特徴と無償提案」セクションでも触れます。
以上が展示会出展における集客・運営の主要ポイントです。「準備8割、当日2割」とも言われるように、事前準備と当日の工夫、そして事後対応まで一連の流れをしっかり計画・実行することが重要です。これらを徹底すれば、初めての出展でも閑古鳥にならず常に賑わいのあるブースを実現できるでしょう。
会期までのスケジュール
展示会までの準備は、できるだけ早く動き出すほど万全を期すことができます。特に出展申込の締切やブース施工手配などは意外と早い段階で必要になるため注意が必要です。一般的には開催の3ヶ月前には主要な準備に着手しておくことが推奨されています。以下に、AI・業務自動化展へ向けた準備の流れを時期別にまとめたスケジュール例を示します。
- 4〜5ヶ月前: 社内で出展の意思決定を行い、出展目的と目標KPIを明確化します(例:「○件の商談獲得」など)。合わせて予算策定と経営陣の承認を得ます。出展する展示会(本展)への公式申込手続きもこの時期に完了させます。出展申込締切は意外と早いことが多いので要注意です。さらに、自社ブースのコンセプトや展示内容の大枠を検討し始めます。必要であれば展示会サポート会社(ブース施工業者)選定にも着手します。この段階で動き出せば、以降の準備がスムーズになります。
- 会期3ヶ月前: 出展準備を本格化させます。まずブースの詳細コンセプトを決定し、それに沿って展示する製品・デモ内容、訴求メッセージを固めます。決定したコンセプトに基づき、選定済みの施工会社やデザイナーと協力してブースデザインの具体案作成を開始します(レイアウト図やパースの作成)。並行してブースでのデモンストレーション計画や配布資料の構成を検討します。社内では展示会対応メンバーのアサインを行い、営業担当や技術担当など誰がブースに常駐するか決めます。またこの時期に**主要顧客への出展案内(Save the Date)**を非公式に伝えておくと、来場予定を確保しやすくなります。
- 会期2ヶ月前: ブースデザインを最終決定し、施工会社へ発注します。看板や大型出力物のデザインデータ締切も近いので、この頃までに完了させます。展示会で使用するパンフレットやノベルティ、パネル類の制作にも着手します。文章やデザイン案を作り、印刷会社に発注するなら余裕をもって進めます。加えて出展者向けサービス申込(電気工事やレンタル備品など)の各種締切が訪れる時期ですので、主催者からの「出展社マニュアル」を読み込み、漏れなく対応します。社内ではブースで説明するトークスクリプトやデモ手順を作成し、メンバー間で共有します。必要に応じてスタッフ研修やロールプレイもこの時期に実施しておきます。
- 会期1ヶ月前: 展示会まで残りわずかです。この時期は集客施策の追い込みを行います。招待状の本送付やメールでの案内配信、自社サイト上での告知強化など、あらゆるチャネルで来場を促します。パンフレット・カタログ類やノベルティもこの時期までに納品・手配を完了させます。ブース内で流す動画コンテンツを制作している場合も、完成版を用意し動作チェックを行います。社内で最終打ち合わせを行い、展示品や機材の持ち込みリスト、当日の担当割り当て、集合時間や服装など細部まで確認します。遠方から参加するスタッフの宿泊・交通手段も手配を済ませておきます。さらに、展示物の配送手配(宅配便や事前搬入の予約)が必要であればこのタイミングで実施します。
- 直前(1〜2週間前): 忘れ物や抜け漏れがないか持ち物チェックを行います。主催者から配布された出展者バッジや駐車許可証など必要書類も準備します。ブースで使用するPC・モニターなど機器類は最終動作確認をし、必要なケーブル・工具も含めて荷造りします。スタッフ全員に当日のタイムテーブル(搬入開始時間、開場・閉場時間、当番シフトなど)を再周知し、最終リハーサルが可能なら実施します。例えばブース説明のロールプレイを短時間でも行い、練習不足による説明ばらつきを防ぎます。また、展示会期間中の**目標(名刺枚数やデモ回数など)**を再確認し士気を高めます。
- 会期当日〜最終日: 搬入・設営日は前日に設定されることが多いです(主催者指定の搬入スケジュールに従う)。前日にブース施工が完了したら、チームで展示物や機材の最終配置を行い、動作確認・リハーサルをしておきます。当日は開場前に全員集合し、最終打ち合わせを行います。会期中は前述のポイントを踏まえつつ、臨機応変に運営します。毎日終了後に簡単な振り返りを行い(名刺獲得数や良かった点・改善点の共有)、翌日の対応に活かします。最終日の展示会終了後は速やかに撤収作業に入り、忘れ物がないよう注意します。
- 会期後: 展示会は終わってからが本当の勝負です。獲得した名刺リストを営業・マーケ部門で共有し、即日〜数日以内にお礼メールや資料送付を実施します。内部的には出展報告会を開き、成果(KPI達成度)や反省点を整理します。得られた市場の声を製品開発や営業戦略にフィードバックし、次回出展への改善事項も洗い出しておきましょう。これらのフォローアップについては次章でも詳述します。
以上が大まかなスケジュール例です。**「段取り八分」**という言葉通り、早め早めの準備が成功への近道です。特に初めて出展する企業は想定外のタスク漏れが起こりがちなので、社内チェックリストを活用しながら計画的に進めましょう。万全の準備のもと展示会本番を迎えれば、当日は自信を持って来場者対応に専念できるはずです。
まとめ
「AI・業務自動化展[名古屋]」への出展は、AIや業務効率化ソリューションを提供する企業にとって、絶好のビジネスチャンスとなります。本展示会は中部最大級の規模を誇り、製造業から自治体まで幅広い業種のキーパーソンが集結します。適切な準備と工夫次第で、自社製品・サービスを強力にアピールし有望なリードを大量獲得することが可能です。
出展のメリットとして、新規顧客との直接商談機会や地域市場への訴求、企業イメージ向上など多彩な効果が得られることを見てきました。一方で、それらを実現するためには準備段階からの戦略立案と当日の実行力が欠かせません。ブースデザインでは来場者目線の工夫を凝らし、運営面では事前・当日・事後の総合的な集客施策を講じる必要があります。
幸い、本記事で解説したポイントを押さえておけば、展示会初挑戦の企業でも着実に成果を上げるための道筋が見えてきたのではないでしょうか。重要なのは「目的志向で準備を進める」ことです。ただ闇雲に出展するのではなく、「なぜ出展するのか」「成功とは何をもって言うのか」をチームで共有し計画することで、限られたリソースを最大限活用できます。
3日間という会期はあっという間ですが、そこで得たご縁や知見はその後の事業成長に大いに役立ちます。ぜひ本記事の内容を参考に、AI・業務自動化展での出展成功を勝ち取ってください。準備に不安がある場合は、次章で紹介する専門パートナーの活用も検討しながら、万全の体制で本番に臨みましょう。
弊社の特徴と無償提案サービス
W CREATIVE(弊社)は、展示会出展をトータルサポートするクリエイティブ企業です。AI・業務自動化展をはじめ数多くの展示会ブースを手掛けてきた実績があり、ブース設計から運営、フォローアップまで一気通貫で支援できる点が強みです。特に以下のサービス項目において豊富な経験とノウハウを有しています。
- 展示会ブース設計: 単に見た目が良いだけでなく、来場者の行動心理を踏まえたブース設計を行います。お客様の出展目的やブランドイメージに合わせ、コンセプト立案からレイアウトデザイン、装飾計画まできめ細かく対応。自社では気付かない視点で差別化できるブースをご提案します。
- 高品質なパースデザイン: 完成後のブースを事前にイメージできる3Dパース図面の作成を得意としています。プロのデザイナーが照明や質感までリアルに再現したパースを制作し、ご納得いただけるまで修正対応。完成イメージを事前共有することで、社内決裁や関係者確認もスムーズになります(※初回提案時に無償でパース作成いたします)。
- 動線設計のプロ: 「人を集め、さばき、滞在させる」ブース動線を設計します。どこに受付を配置すべきか、どの位置にモニターや展示台を置けば足を止めやすいか、といったノウハウを蓄積。混雑しない導線計画や、立ち寄った方が自然と奥まで進みたくなる導線づくりに定評があります。安全面の配慮はもちろん、主催者の規定も踏まえたレイアウトを提案可能です。
- 大型モニター活用・映像演出: 弊社は映像制作チームも擁しており、ブースで上映する動画コンテンツの企画・制作から、大型ディスプレイの設置計画までワンストップで提供できます。前述のように動画は集客力向上に有効ですが、弊社では短時間で訴求できる映像構成や、美麗なモーショングラフィックス制作に自信があります。ハード面でも適切な機材選定と設置方法をプランニングし、視認性の高い映像演出を実現します。
- 展示会運営コンサルティング: ブースでの効果的なプレゼンテーション方法やスタッフ配置計画についてもアドバイスいたします。例えばデモ機材の操作性チェック、配布物の効果的な見せ方、リード収集の仕組みづくりなど、当日の運営が円滑に進むよう事前準備段階からサポートします。初出展で不安な企業様には、当日のスタッフ研修や声掛けトーク例の提供など細かな点までコンサルティングいたします。
- フォローアップ施策支援: 展示会終了後のリードフォローまで視野に入れたサービスを提供できるのも弊社の特徴です。獲得した名刺情報を活用するためのメールマーケティング施策の提案、お礼DMやホワイトペーパー送付などのコンテンツ制作支援、さらには展示会効果測定のためのアンケート設計など、リードを商談・受注につなげる仕掛け作りをお手伝いします。展示会を単発のイベントで終わらせず、きちんと成果に結び付けるところまで伴走いたします。
以上のように、弊社W CREATIVEは展示会成功に必要な要素をオールインワンで提供可能です。デザイン力とマーケティング視点を兼ね備えたパートナーとして、多くのお客様からご好評をいただいております。
さらに現在、AI・業務自動化展への出展をご検討中の企業様向けに、初回のブースデザイン提案を無償で承っています。ヒアリングに基づき、ブースレイアウト案やデザインパース、集客プランの概要を無料で作成・ご提供いたしますので、具体的なイメージを掴んでいただけます。ぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。貴社の展示会出展を成功へ導くため、W CREATIVEチーム一同全力でサポートさせていただきます。AI・業務自動化展での貴社のご活躍を、私たちも陰ながら支援できれば幸いです。まずは無料提案から、展示会成功への一歩を踏み出してみませんか。成功の鍵は準備段階から始まっています。ぜひ私たちと一緒に、最高の出展成果を実現しましょう!
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