- 日本唯一のモビリティ材料技術専門展である「モビリティマテリアル展」が、2026年2月18日〜20日にポートメッセなごやで開催されます。自動車・航空宇宙・鉄道など次世代モビリティ産業向けの先端素材が一堂に会する注目の展示会です。
- 出展のメリットは、新規リード(見込み顧客)の獲得や業界での認知度向上、既存取引先との関係強化など多岐にわたります。3日間で数万人規模の来場者が見込まれる大規模イベントで、自社の製品・技術を効果的にPRできます。
- 本記事では、来場者層の特徴や効果的なブース作りのポイント、集客・運営のコツ、会期までの準備スケジュールなど、出展成功に向けたノウハウを徹底解説します。出展を検討中の企業担当者が押さえるべき重要ポイントが満載です。
- W CREATIVEによる出展支援サービスもご紹介します。ブースデザインや動画コンテンツ制作、大型モニター活用から運営計画、さらには会期後フォローまで、統合的に支援できるコンサルティング企業です。無料の企画提案も行っていますので、初めての方でも安心してご相談いただけます。
目次
開催概要
- 展示会名:モビリティマテリアル展 2026 (Mobility Material Expo)
- 概要:自動車をはじめ航空・宇宙、鉄道、船舶、ドローンなどモビリティ産業向けの先端材料技術に特化した、日本で唯一の専門展示会です。高機能素材Week[名古屋]を構成する8つの専門展の一つとして開催され、車体軽量化素材、車載機器向け機能性材料、サステナブル素材、材料加工技術、検査・評価技術などあらゆるモビリティ関連の新素材・新技術が出展されます。
- 会期:2026年2月18日(水)~ 2月20日(金) 10:00~17:00
- 会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)[愛知県名古屋市港区金城ふ頭2丁目]
- 主催:RX Japan株式会社 (高機能素材Week主催・旧称リードエグジビション)
- 同時開催展:高機能フィルム展、プラスチック展、セラミックス展、金属展、接着・接合EXPO、塗料・塗装設備展、サステナブルマテリアル展、およびレーザー技術展(Photonix) ※これら関連展示会と同時開催されることで、多種多様な製造業関係者が来場し、相乗効果による活発な商談が期待できます。
この展示会に出展するメリット
モビリティマテリアル展に出展することで、貴社にもたらされるメリットは非常に大きいです。BtoB展示会への出展経験がない企業でも、以下の点で高い効果が期待できます。
- 新規顧客との出会い: 来場者は自社の課題解決につながる新技術を探しに来ています。展示会場で製品・サービスを直接紹介し、多くの見込み顧客と名刺交換・商談ができます。短期間で効率的に新規リードを獲得できる絶好の機会です。
- 業界認知度の向上: 3日間で数万名規模が来場する世界最大級の材料技術展の一つであるため、出展するだけで業界内での注目度が高まります。貴社名や製品を幅広い業界関係者に知ってもらい、ブランド認知を飛躍的に向上させることができます。
- 既存取引先との関係強化: 既存の顧客や取引先をブースに招待することで、日頃伝えきれない製品の新たな価値や導入事例を直接紹介できます。対面での交流により信頼関係を深め、追加受注や継続取引につながるきっかけになります。
- 市場動向の把握・競合調査: 会場には競合他社や関連技術の展示も多数あります。他社ブースを視察することで最新トレンドを把握し、自社製品の差別化ポイントを再確認できます。また来場者から生の声(ニーズや課題)を聞くことで、市場の要望や今後の製品開発のヒントを得られます。
- 社内チームの成長: 展示会出展は社内プロジェクトとして部門を超えた連携が必要になるため、チーム力の向上や社員のモチベーションアップにも寄与します。自社の強みを見直し効果的にアピールする過程で、社員一人ひとりが自社製品への理解を深め、プレゼンテーション力やマーケティング思考が養われます。社員・会社ともに成長できる場となるでしょう。
予想される来場者属性
モビリティマテリアル展には、モビリティ分野や素材分野の幅広い業種から専門性の高い来場者が集まります。来場者の主な属性を把握しておくことで、ブースでの対応準備や効果的なアプローチ方法を考えることができます。
- 自動車・車両メーカー関係者: 完成車メーカー(自動車メーカー各社や鉄道車両メーカーなど)の材料開発担当者、設計エンジニア、購買担当者が多く来場します。彼らは車体軽量化やEV化に貢献する新素材、新工法に強い関心を持っています。実際にトヨタ自動車や日産自動車といった国内大手の技術者が情報収集に訪れています。
- 航空・宇宙・防衛産業関係者: 航空機メーカーや宇宙産業、防衛分野の技術者も来場します。ボーイングや三菱重工業、IHIなど、次世代航空機やロケットに使える軽量高強度材料、耐熱素材を求めている企業の専門家が足を運んでいます。
- 電機・電子・電池メーカー関係者: ソニー、パナソニック、NECなど電機・エレクトロニクス企業の材料技術者や、電池メーカーの開発担当者も多数来場します。車載電子機器やEV用電池材料としての機能性樹脂や熱伝導材料、高性能絶縁材などを探しています。
- 医療機器・その他製造業関係者: モビリティ以外にも、医療機器メーカーなど異業種のエンジニアが新素材を求めて訪れるケースがあります。高機能素材Week全体として材料・加工技術の総合展になっているため、樹脂人工骨や耐薬品性プラスチック部品など医療分野のニーズにもマッチする展示があるからです。
- 素材メーカー・加工メーカーの技術者: 自社以外の最新素材トレンドを把握するために、化学素材メーカーや素材加工企業の研究開発担当者も来場しています。例えば東レや住友化学などの技術者が他社ブースで情報収集を行うなど、業界内ネットワーキングの場にもなっています。
※来場者は技術者層だけでなく、経営層や調達責任者クラスの姿も見られます(主催者によるVIP招待制度では課長職以上が対象)。また海外企業の関係者も含め、多種多様なバックグラウンドのプロフェッショナルが集う国際色豊かな展示会と言えます。**「こんな業種の人に自社製品を売り込みたい」**という明確なターゲット像がある企業にとって、ピンポイントでアプローチできる絶好のチャンスです。
出展すべき企業
では、具体的にどのような企業がモビリティマテリアル展への出展を検討すべきでしょうか。モビリティ産業向けの材料・技術を扱う以下のような企業であれば、出展による高い効果が見込めます。
- 樹脂・プラスチック素材メーカー: 高強度樹脂、エンジニアリングプラスチック、熱可塑性樹脂、難燃樹脂、樹脂コンパウンドなど、自動車の内外装部品や機構部品に用いるプラスチック材料を製造する企業。軽量化や耐熱性、電気絶縁性などの特徴を持つ樹脂材料は、EVや自動運転センサー筐体など多方面で需要があります。
- 金属材料メーカー: アルミニウム合金、マグネシウム合金、高張力鋼板(ハイテン鋼)、チタン合金など、車両の軽量化・高強度化に寄与する金属材料を供給する企業。電気自動車向けの新しい合金素材や3Dプリンタ用金属粉末なども注目されます。
- 複合材料・炭素繊維メーカー: 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)やガラス繊維複合材、ナノカーボン材料など、従来材料を超える性能を持つ先端複合素材を扱う企業。航空機やスポーツカーでの利用が拡大していますが、自動車の車体フレームやシャーシ、圧力容器、ドローン機体などへの適用が期待されており、関係者の関心が高い分野です。
- セラミック・耐熱材料メーカー: エンジン部品や電動モーター、電子機器に使われるセラミックスや耐熱材料を開発・製造する企業。例えば、ブレーキ用セラミック材料、複合セラミック基板、酸化物誘電体材料など。高温環境での耐久性や絶縁性が求められる用途向けに、自動車・航空分野から注目されています。
- 塗料・コーティング技術企業: 車体塗装用の高機能塗料、耐候性コーティング、機能性表面処理技術(撥水・防汚コート等)を持つ企業。車両の外装だけでなく、モーターや電子部品の樹脂筐体へのコーティング需要もあります。同時開催の塗料・塗装設備展と合わせて、自社の塗装ソリューションを幅広く提案可能です。
- 接着剤・接合技術メーカー: 構造用接着剤、耐熱エポキシ、瞬間接着剤、シーラント材、溶接代替の接合技術(樹脂溶着や摩擦攪拌接合など)を扱う企業。車体構造の異種材料接合や電池パックの接着など、次世代モビリティでは接合技術が重要テーマの一つとなっており、注目度が高まっています。
- サステナブル素材・リサイクル技術企業: バイオプラスチック、再生カーボン繊維、植物由来素材、リサイクル金属など、環境配慮型の素材を提供する企業。自動車業界でもカーボンニュートラル対応が急務となっているため、サステナブルマテリアル展と合わせて、こうしたエコ素材の提案は大きな関心を集めます。
- 材料加工・加工機械メーカー: 射出成形機、プレス機械、3Dプリンター、切削加工機、積層造形技術など、材料を加工して部品化するための設備・技術を持つ企業。また、プレス成型品や鍛造部品など素材を用いた部品加工を行う受託加工企業も含まれます。材料そのものだけでなく、その加工プロセスまで含めて提案できると来場者の理解が深まり、引き合いにつながります。
- 検査・評価機器メーカー: 材料の強度・耐久性・組成を評価する試験装置、分析機器、非破壊検査装置などを扱う企業。新素材の品質保証や研究開発に欠かせない機器であり、材料メーカーや自動車メーカーの技術者が高い関心を持つ分野です。引張試験機、X線CT装置、表面解析装置などを展示し、材料選定や評価プロセスのソリューションを提案できます。
- モビリティ部品メーカー: 自動車・航空機などの部品そのものを製造している企業でも、「素材」を強みにしている場合は出展効果が期待できます。例えば、「自社開発の樹脂材料で軽量化したバッテリーモジュール」や「新合金採用で高強度化したサスペンション部品」など、最終製品である部品に素材技術のアピールポイントがある企業です。完成品の展示によって、素材の採用メリットをダイレクトに訴求できます。
以上のように、素材そのものを扱うメーカーはもちろん、素材を用いて付加価値を生み出しているすべてのBtoB企業に出展のチャンスがあります。自社製品・技術が「モビリティの進化」に貢献できるポイントをお持ちであれば、この展示会でぜひアピールしましょう。
成功するブース装飾
展示会で数多くのブースが並ぶ中、来場者の目に留まり「ちょっと寄ってみよう」と思わせるブースを作ることが成功への第一歩です。効果的なブース装飾のポイントを押さえて、貴社ならではの魅力を最大限に引き出しましょう。
- 遠くからでも目立つデザイン: ブース装飾で最も重要なのはアイキャッチです。社名ロゴや製品名を高い位置に大きく配置し、遠方からでも一目で分かる看板・バナーを用意しましょう。鮮やかなコーポレートカラーや照明効果を活用し、通路を歩く人の視線を引き付けます。他社と差別化できる独創的なデザインコンセプトを打ち出すことで、「おや?これは何だろう」と興味を持ってもらいやすくなります。
- オープンで入りやすいレイアウト: 来場者が気軽に立ち寄れるよう、ブースの入口は広く開放的に設計しましょう。壁で囲いすぎず、複数方向から出入りできるブースレイアウトが理想的です。ブース内は動線(導線)を考慮し、混雑時でも人の流れが滞らない配置にします。例えば、目玉展示をブース奥に置いて人を引き込みつつ、立ち止まりやすいスペースを十分確保するなど、訪れた人が自然と中まで回遊できる工夫が必要です。
- 製品・素材の実物を効果的に展示: カタログやパネルだけでなく、実物展示やデモンストレーションは来場者の関心を大いに引きます。材料そのもの(サンプル片)に触れて質感や軽さを体感してもらったり、その材料を使った部品・完成品を展示して具体的な用途イメージを伝えましょう。例えば、「このカーボン素材で作られた自転車フレームはこんなに軽量です!」と実際に持ち上げてもらう、樹脂部品の強度をその場で圧壊デモしてみせる等、五感に訴える演出が効果的です。
- 大型スクリーン・パネルで情報発信: ブース内外にモニターや大型パネルを設置し、製品紹介動画や使用事例映像を流すのも有効です。動画は静止画よりも訴求力が高く、歩いている人の足を止める力があります。特に大型LEDビジョンにインパクトのある映像やキャッチコピーを映し出せば、「何か面白そうだぞ」と人を惹きつけられます。映像コンテンツは音声や字幕を工夫し、立ち止まった方に製品特徴が伝わる内容にしましょう。動きのあるビジュアルとキーワードで、ブースに誘導する仕掛けを作ります。
- 統一感のあるブランディング: ブース全体のカラーコーディネートやデザインテイストは、自社のブランドイメージに合わせて統一しましょう。パンフレットやスタッフのユニフォームまで一貫性を持たせることで、プロフェッショナルな印象を与えられます。キャッチコピーやロゴもブース装飾に盛り込み、来場者の記憶に残るようにします。例えば、「○○業界を変える!画期的新素材△△」といったキャッチフレーズを大きく掲示することで、自社ブースのメッセージが一目で伝わるようになります。
- 快適で話しやすい空間づくり: 装飾だけでなく、ブース内での居心地の良さも大切です。じっくり商談したい来場者向けに簡易なテーブルや椅子を用意し、ノイズが気になる場合はパーティションで少し仕切ったスペースを作ると良いでしょう。また、パンフレットスタンドやノベルティ置き場を整然と配置し、常にブース内を清潔に保つことで、来場者に好印象を与えます。疲れた来場者には一声かけて椅子に座ってもらうなど、ホスピタリティを感じる対応ができれば、貴社への好感度アップにもつながります。
集客・運営のポイント
魅力的なブースが準備できたら、次は実際にどうやって来場者を集め、効果的に運営するかが成功の鍵です。展示会当日までの集客施策と、ブースでの運営ポイントを整理してみましょう。
- 事前の告知と招待で集客アップ: 出展が決まったら、開催前からターゲット層に情報発信を行いましょう。自社ウェブサイトやメールマガジン、SNSで「○月○日〜開催のモビリティマテリアル展に出展します!」と告知し、招待状や招待コードを配布します。特に既存顧客や有望なリードには個別に案内を送り、展示会場で直接会える機会を作ります。展示会公式サイトの出展社ページに自社情報を掲載できる場合は充実させ、見どころや出展製品情報を登録して来場予約を促しましょう。事前の仕込みで、**「会期中にあのブースを訪ねよう」**と思ってもらえる下地を作ることが重要です。
- 積極的な呼び込みと初期対応: 会期中、ブース前を通る来場者にはタイミング良く声掛けを行いましょう。消極的に立っているだけでは人は集まりません。笑顔で「こんにちは!○○にご関心ありますか?」と気さくに話しかけることで足を止めてもらえる確率が上がります。特にピーク時にはスタッフをブース前に配置し、パンフレットを手渡ししたり簡単な製品の一言紹介をしたりして、興味を引く工夫をします。最初の数秒で印象が決まるため、キャッチコピー入りのプラカードを持ってアピールしたり、アイコン的な製品を手に持って見せたりといった工夫も考えられます。
- デモンストレーションやイベントで魅了: ブース内で定期的にミニプレゼンやデモ実演を行うと、そのタイミングに人だかりができて効果的です。例えば、1日に数回「●●実演ショー」を開催し、マイクパフォーマンスで製品の特徴を紹介します。時間と内容を掲示しておけば、通りがかった人も「○時にまた来てみよう」と思ってくれるでしょう。また簡単なクイズラリーや抽選会など参加型イベントを企画し、ブースへの滞留時間を延ばす仕掛けも有効です。動きや音のある演出は注目を集めますので、ぜひ製品の魅力を伝えるショーアップを検討してください。
- ノベルティやサンプル配布の活用: ブース訪問のきっかけ作りとして、ノベルティグッズや製品サンプルの配布も効果があります。来場者が思わず手に取りたくなるようなオリジナルグッズ(例:社名入りの実用的なステーショナリー、環境配慮型素材で作った記念品など)を用意しましょう。「アンケートにお答えいただいた方に○○を差し上げます」といった形で、商談や詳しい説明につなげるきっかけにできます。また、素材を扱う企業であれば、小さなサンプル片をその場で渡し「ぜひ触ってみてください」と促すことで、自社素材の質感や軽さを体験してもらえます。形に残るものを手にすれば、来場者は後で社内に持ち帰って検討しやすくなり、商談の後押しにもなります。
- 万全のスタッフ体制とチームワーク: 展示会運営はチーム戦です。事前にブース担当スタッフ全員で役割分担とシナリオ共有を行いましょう。呼び込み担当、プレゼン担当、製品説明担当、商談記録担当など、それぞれがスムーズに動けるよう決めておきます。ブース内が混み合った際にも一人ひとりの来場者に目が行き届くよう、人員に余裕を持たせることも大切です。また、どのスタッフも自社製品の基本説明はできるように事前研修を行い、質問対応の想定Q&A集も用意して共有しましょう。チーム内でこまめに情報共有し、「○○社の△△さんがこんな相談をしていた」といったホットな話題は即座に全員で共有するなど、現場での連携プレーが来場者対応の質を高めます。
- リード情報の確実な取得: ブースに来て話を聞いてくれた**見込み客の情報(リード)**を逃さず取得することが、展示会のROIを最大化する上で極めて重要です。名刺交換はもちろん、会話内容や興味を持っていた製品など簡単なメモを取っておきましょう。最近ではバーコードスキャナーやQRコード読み取りによる来場者情報取得システムが主催者から提供される場合もありますので、活用できる場合は積極的に使います。名刺しか手段がない場合でも、裏面に興味分野をチェックしてもらうアンケート用紙を渡す、タブレットでアンケートフォームに入力してもらうなど、後からフォローしやすい情報をなるべく集める工夫をします。短い会話でも「いつ頃導入を検討されていますか?」などと質問し、温度感を把握しておくと社内での優先フォロー判断に役立ちます。
- 会期後を見据えたアプローチ: 展示会は出展して終わりではなく、アフターフォローが成功の決め手です。ブース運営段階から会期後のフォローを念頭に置いた仕組みを作っておきましょう。例えば、「展示会終了後○日以内にお礼メール送付」「有望度Aのリードには1週間以内に個別訪問打診」といったフォロー計画を事前に立て、必要な資料(フォロー用パンフレットやサンプル送付キットなど)も準備しておきます。会場で撮影した写真や動画を活用し、「当日ブースに来られなかった方へ」と自社サイトやSNSで展示会報告を発信するのも有効です。展示会で得た貴重なリストを次の営業活動につなげるために、素早く丁寧なフォローアップを実施しましょう。
会期までのスケジュール
実際に出展を決めたら、当日までにどのような準備を進めるべきかスケジュールを立てて計画的に進めましょう。ここでは、出展準備の一般的なスケジュール例をご紹介します。※準備開始時期は出展決定時期によって調整してください。
- 〜6か月前: 出展検討開始・社内承認
- 展示会への出展目的や目標(リード◯件獲得、受注◯件など)を設定します。
- 出展申し込み手続きを行い、出展ブースの規模・位置を決定します(早めの申し込みほど希望の位置が取りやすいです)。
- 出展予算の確保と社内承認を済ませ、プロジェクトチームを編成します。
- 展示会への出展目的や目標(リード◯件獲得、受注◯件など)を設定します。
- 3〜4か月前: 出展計画策定・ブースデザイン準備
- 出展する製品・サービスの中核メッセージやコンセプトを決定します(何を訴求したいのか整理)。
- ブースデザインの検討開始。社内デザイナーや外部業者(展示会施工会社等)と打ち合わせ、レイアウトや装飾プランを作成します。必要に応じてW CREATIVEのような専門企業に相談し、パース図面提案を受けるのも良いでしょう。
- 同時に展示会で配布するパンフレットやカタログ、新しいポスターの制作に着手します(コピーライティングやデザイン制作に時間を要するため早めに開始)。
- 招待したい顧客リストアップや、事前集客の施策(メール案内やSNS告知)の計画もこの時期から準備します。
- 出展する製品・サービスの中核メッセージやコンセプトを決定します(何を訴求したいのか整理)。
- 2か月前: ブース設計最終決定・集客施策展開
- ブース装飾やレイアウトを最終決定し、施工会社へ発注します。特注パネルや大型看板、レンタル什器などの手配も確定させます。
- 製品デモや映像コンテンツの制作を完了させます。例えば、ループ再生する紹介動画があればこの時期までに編集を終えておきます。
- ノベルティや展示サンプルの製造・準備も開始します(自社製品サンプルは必要数を確保し、ノベルティグッズも発注します)。
- 来場誘引のための具体的施策を実行します。顧客や見込み客へ招待メールを送付、展示会公式サイト上でも自社の見どころ情報を発信します。また、プレスリリースの配信や業界媒体への出展告知掲載など、広報活動も行いましょう。
- ブース装飾やレイアウトを最終決定し、施工会社へ発注します。特注パネルや大型看板、レンタル什器などの手配も確定させます。
- 1か月前: 最終準備・リハーサル
- ブースで配布するパンフレット類や名刺、アンケート用紙など、必要な印刷物をすべて用意します。在庫が十分か最終確認し、不足があれば追加印刷を行います。
- スタッフ向けに事前説明会を実施します。ブース内の役割分担や商品説明トークの練習、想定質問と回答共有、名刺交換のマナー確認など、現場対応に不安が残らないようリハーサルします。可能であれば実際の配置を模して練習し、動線やプレゼン位置の最終チェックも行います。
- 会場への搬入物リストを作成し、什器・機材・展示品・配布物・工具類など漏れなく準備できているか確認します。運送業者への発送手配や、自社から持ち込む荷物の梱包もこの時期までに完了させます。
- 関係者への展示会来場予定確認を行い、主要な顧客とのアポイントが必要であれば事前に日程調整しておきます(「○月○日の午前に当社ブースでお待ちしております」等)。
- ブースで配布するパンフレット類や名刺、アンケート用紙など、必要な印刷物をすべて用意します。在庫が十分か最終確認し、不足があれば追加印刷を行います。
- 直前(開催週~前日): 搬入・設営と最終チェック
- 会場への搬入日に合わせて荷物を発送・持ち込みし、ブース設営を行います。施工会社と協力しながら看板設置、照明調整、備品配置、映像・音響チェックなどを実施します。
- ブース装飾が完成したら、出展製品やパンフレットを配置し、本番さながらの最終確認をします。導線に問題がないか、モニターの映像は正常に流れるか、スタッフ動線はスムーズか等をチェックし、必要ならその場で修正します。
- スタッフ間で当日の集合時間や交代休憩スケジュール、緊急連絡手段など最終打ち合わせを行います。全員の準備物(名刺・制服・筆記用具・メモ帳等)も忘れず確認します。
- 開催初日の朝は開始時刻より十分早く集合し、最終の掃除や機器類の電源オン、パンフレット補充などを行い、万全の状態で来場者を迎えます。笑顔と自信を持って初日のスタートを切りましょう!
- 会場への搬入日に合わせて荷物を発送・持ち込みし、ブース設営を行います。施工会社と協力しながら看板設置、照明調整、備品配置、映像・音響チェックなどを実施します。
まとめ
モビリティマテリアル展(高機能素材Week[名古屋])は、モビリティ産業向け材料技術にフォーカスした絶好のビジネス機会です。出展企業にとって、新たな顧客との出会いや市場での存在感向上、そして自社ビジネス拡大への足がかりとなる場であることは間違いありません。
成功のカギは「準備」と「工夫」です。本記事でご紹介したように、来場者ターゲットの把握、魅力的なブース作り、積極的な集客策、入念な運営準備を行うことで、展示会で得られる成果は飛躍的に高まります。初めて出展する企業でも、ポイントを押さえて挑めば必ずや多くのリードを持ち帰ることができるでしょう。
また、展示会は出展して終わりではなく、その後のフォローまで含めて成功です。会期中に得た名刺・商談メモは宝の山ですので、迅速かつ丁寧なフォローアップで商談・受注へとつなげてください。展示会で芽生えたご縁を育み、ぜひ貴社の事業拡大に結び付けていただきたいと思います。
準備に時間と労力は掛かりますが、その分だけ成果も返ってきます。モビリティマテリアル展2026が、貴社にとって新たな飛躍の場となることを願っております。もし「何から手を付ければいいか分からない」「効果的なブースを作れるか不安だ」という場合でも、次項でご紹介するような専門パートナーを活用することで、安心して挑戦できます。万全の体制で本番に臨み、展示会出展を成功させましょう!
W CREATIVEの強みと無償提案サポート
モビリティマテリアル展への出展を**「成功する投資」にするためには、経験豊富なパートナーの力を借りるのも一つの手です。私たちW CREATIVE**(ダブルクリエイティブ)は、展示会ブースの企画・デザインから運営、さらには展示会後のフォローアップまでを一貫して支援するコンサルティング企業です。BtoB企業の展示会支援に特化しており、国内外で300件以上の展示会プロジェクトを手掛けてきた実績があります。コンサルタントとクリエイターがチームを組み、戦略立案からクリエイティブ制作、現場運営に至るまでトータルにサポートいたします。
W CREATIVEの最大の強みは、コンサルティング力と統合支援力によって貴社の展示会成果を最大化することです。ただブースを作るだけでなく、「どうすれば競合に勝てるか」「どうすればより多くの有望客を集められるか」という戦略の部分から踏み込んで提案します。デザイン面でも「競争優位性を生む独自のブースデザイン」を追求し、貴社のブランドイメージに合致しつつ来場者の心に刺さる空間を創り上げます。さらにマーケティング視点で動画コンテンツやデジタル技術を組み合わせ、ブースでの訴求力を高める工夫を凝らします。展示会の成功を単発の終わりにせず、取得したリードを着実に商談・受注につなげるところまでサポートできるのも、統合支援を掲げるW CREATIVEならではです。
こうしたプロフェッショナルサポートにご興味をお持ちの企業様には、W CREATIVEが無料でご提供する提案サービスをご活用いただけます。具体的には、ヒアリングをもとに以下のような内容を盛り込んだ企画提案書を無償で作成いたします。
- ブースデザイン(パース図)提案: 貴社製品・サービスの魅力を最大限に引き出すブースデザインをご提案します。3Dパース図面によって完成イメージを視覚化し、独創的かつ機能的な装飾プランを作成します。競合他社と差別化しつつブランドイメージを体現するデザインで、遠目にも目立ち、来場者が「おっ?」と足を止めるブースをデザインします。
- 導線設計プラン: 来場者の動きやすさと集客効果を両立する最適なレイアウトを検討します。ブース内でお客様がどのように移動・滞留し、商品に触れ、スタッフと対話するかをシミュレーションし、ストレスなく情報収集できる導線計画を立案。人の流れを科学的に分析し、混雑を招かず効率よく多くの方と接点を持てるブース配置を提案します。
- 大型LEDモニター活用施策: 大画面ディスプレイやデジタルサイネージを用いた集客アイデアをご提案します。例えばブース外からでも見える位置にインパクト映像を流し、人だかりを作る仕掛けや、タッチパネル式ディスプレイで来場者が自由に情報検索できるコーナーを設けるなど、デジタル技術で足を止めさせる工夫を計画します。最新の映像演出でブースを活気づけ、来場者の興味を喚起します。
- 展示会向け動画コンテンツ制作: 貴社の製品紹介や導入事例をわかりやすく伝える動画コンテンツの企画案をご提示します。専門性の高い製品でもアニメーションやCG、実写映像を駆使してストーリー仕立てで紹介すれば、一見の来場者にも直感的に理解してもらえます。W CREATIVEは動画マーケティングを得意としており、展示会ブースと親和性の高い映像コンテンツ(ループ再生動画、インタラクティブ動画など)の制作もワンストップで対応可能です。
- 当日の運営計画サポート: ブースでのプレゼンテーションやスタッフ配置、リード獲得フローなど運営面の計画も提案書に盛り込みます。何時にどんなデモを行うか、スタッフは何名配置しどう交代するか、名刺交換後の対応手順、といった細かな運営シナリオまでシミュレーションしてご提案します。これにより、初めての出展でも安心して当日を迎えられるようになります。
- 会期後フォローアップ施策: 展示会終了後の具体的なフォロー計画についてもアドバイスいたします。獲得したリードを温度感や興味分野でランク分けし、それぞれに適したアプローチ(お礼メール、資料送付、訪問提案など)のスケジュールを提案します。また、展示会で上映した動画を活用したフォローメールや、追客用の追加コンテンツ制作など、リード育成につながるアイデアも盛り込んでおります。
以上のような包括的な提案書を無料で作成いたしますので、「プロの目線」で自社ブース戦略を見直す機会としてぜひご利用ください。W CREATIVEでは、コストパフォーマンスに優れたクリエイティブ制作ネットワークとデータ分析に裏打ちされたマーケティング手法を融合し、効率的かつ高ROIな展示会出展を実現していただけます。実際に、IT・製造業を中心に多数の企業様の展示会出展を支援し、ブース来場者数を倍増させた例や、展示会後の受注件数を飛躍的に伸ばした例など、確かな成功実績が生まれています。「準備する時間がない」「社内にノウハウがないので不安」という企業様も、どうぞお気軽にW CREATIVEにご相談ください。私たちは単なる施工業者ではなく、貴社の展示会チームの一員として伴走し、戦略立案から実行まで二人三脚でサポートいたします。モビリティマテリアル展2026を最高の結果で終え、その後のビジネス拡大につなげるために、W CREATIVEが全力でお手伝いいたします。**無料相談・お見積り依頼はいつでも承っております。**貴社の展示会成功に向けて、ぜひ私たちW CREATIVEの統合支援サービスをご活用ください!
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