コネクティッドカーEXPO出展で成功を掴む 集客・準備完全ガイド

コネクティッドカーEXPO
出展成功ガイド

「コネクティッド・カー EXPO」は、自動車のコネクティッド技術に特化した国内最大規模の展示会です。出展企業にとって、開発担当者や経営層との商談機会や新規リード獲得の絶好の場となります。本記事では、開催概要から出展のメリット来場者の属性効果的なブース装飾集客・運営のポイント、そして会期までの準備スケジュールまで、出展検討企業が知っておくべきポイントを網羅しました。最後に弊社の強みとして、無料のブースデザイン提案や集客支援サービスについてもご紹介します。出展成功のためのノウハウをぜひ参考にしてください。

開催概要(名称・会期・会場・概要)

  • 展示会名称: コネクティッド・カー EXPO(Connected Car EXPO)
  • 会期: 2026年1月21日(水)~23日(金) 10:00~17:00
  • 会場: 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
  • 概要: 自動車のコネクティッド技術(車載IoT、通信、データ解析、セキュリティ、テレマティクスサービス等)が一堂に会する専門展示会です。世界中の自動車メーカーや自動車部品メーカーが最新ソリューションを求めて来場し、出展社との技術相談・商談が行われます。本展示会は「オートモーティブワールド」の構成展の一つとして開催され、前回は同時開催展合計で約1850社が出展、来場者数も約9.2万人にのぼる国内最大級のイベントとなりました。コネクティッドカー分野にフォーカスした本展への出展は、業界の最新動向を発信・PRする絶好の機会です。

出展のメリット

出展企業にとって、コネクティッド・カー EXPOに参加するメリットは非常に大きいです。以下に主な利点をまとめます。

  • 見込み顧客との商談機会: 開発・設計部門の技術者から経営層まで、質の高い来場者が多数訪れます。自社ブースで直接製品・サービスを紹介し、その場で詳細な商談や技術相談を行うことで、有望なリード(見込み顧客)を一度に多数獲得できます。
  • ターゲット層への効果的PR: 本展はコネクティッドカー領域に特化しているため、出展内容に関心の高いターゲットにピンポイントでアプローチできます。自社が売り込みたい自動車メーカー・部品メーカーの担当者に直接情報を届け、製品・技術の認知向上やブランド訴求が効果的に行えます。
  • 新規パートナー・市場開拓: 国内外の関連企業・担当者と一堂に会する場であるため、思わぬ新規ビジネスパートナーとの出会いや、共同開発・アライアンスのチャンスが生まれる可能性があります。また業界未参入の来場企業との接点も得られ、新たな市場開拓につながることも期待できます。
  • 業界動向の把握: 展示会場には競合他社や関連ソリューション企業も多数出展しています。他社ブースを視察することで業界の最新トレンドやニーズを把握でき、自社のマーケティング戦略や製品開発にフィードバックすることができます。また来場者との対話から生の市場要望や課題を聞き出せるため、今後の製品改良に役立ちます。
  • メディア・広報効果: 規模の大きい展示会のため業界誌やメディアの取材も入りやすく、話題性のある展示や発表を行えば報道やSNS拡散による副次的なPR効果も期待できます。展示会公式サイトやガイドブックに社名が掲載されることで信頼性向上につながる面もあります。

来場者属性の予想

コネクティッド・カー EXPOには、自動車業界の幅広い層から専門的な目的を持った来場者が訪れます。主な来場者属性は次のとおりです。

  • 業種・業界: 自動車メーカー(乗用車メーカーはもちろん、二輪車やバス・トラックメーカーまで)、自動車部品・システムサプライヤー、モビリティサービス企業、コネクテッド技術に新規参入するIT企業 など、自動車のコネクティビティに関わる幅広い業種の担当者が来場します。特に完成車メーカーとティア1部品メーカーからの来場が中心です。
  • 職種・役職: 来場者の多くは技術系の部門担当者や管理職クラスです。具体的には、自動車メーカーの「研究開発」「設計・デザイン」「生産技術」「製造・生産管理」部門のエンジニアやマネージャー、およびそれら部門を統括する役職者が主な層となります。また、新規事業開発担当や経営層(CTO等)が最新技術動向を探る目的で来場するケースもあります。
  • 来場企業の例: トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、スズキ、SUBARU、マツダ、三菱自動車 といった国内完成車メーカー各社のほか、デンソー、アイシン、住友電工、ボッシュ、コンチネンタル、ZF など主要な自動車部品メーカー、さらには ソニー、パナソニック、LGエレクトロニクス、現代モービス、BYD など電子・電装、海外メーカーまで、名だたる企業の関係者が来場予定です。来場者数は非常に多く、**延べ数万人規模(約9万人以上)**に達する見込みで、会場は熱気に包まれるでしょう。

出展すべき企業像

では、どのような企業がコネクティッド・カー EXPOに出展すると効果が高いのでしょうか。以下に、出展を検討すべき企業の特徴を挙げます。

  • コネクテッドカー向けソリューション提供企業: 車両とインターネットの接続技術に関わる製品・サービスを持つ企業は、本展が絶好のPR機会です。具体的には V2X(Vehicle-to-Everything)通信ソリューションテレマティクスサービス、車載IoTプラットフォームを提供する企業が該当します。車車間・車インフラ間通信やOTA(Over-the-Air更新)技術など、コネクティッドカーの中枢を担うソリューション企業は出展効果が大きいでしょう。
  • 車載電子機器・デバイスメーカー: コネクテッドカーを支えるハードウェアを製造する企業も適しています。車載通信モジュール(通信ユニット、アンテナ等)やセンサー類、コネクタなどの電子部品メーカー、あるいは車載ディスプレイ・インフォテインメントシステムの開発企業は、自社製品を完成車メーカーの技術者に直接売り込む場として活用できます。
  • 車載ソフトウェア・アプリケーション企業: 近年、車両の制御やサービスはソフトウェアで実現される部分が増えています。ビッグデータ解析プラットフォームクラウドを用いたデータサービス車載OS・ミドルウェア、ナビゲーション・地図アプリ、さらには自動車向けAI・クラウドサービスを提供する企業も、本展でのアピールにより自動車メーカーとの協業や導入を促進できます。
  • サイバーセキュリティ関連企業: コネクティッドカーの普及に伴い、セキュリティ対策は不可欠です。車載ネットワークのセキュリティソリューション(暗号化、侵入検知、防御システム)や脆弱性診断サービスペネトレーションテストを手掛ける企業も、出展して自社技術の必要性をアピールすべきでしょう。自動車メーカーのセキュリティ担当者に直接アプローチできる貴重な機会です。
  • その他関連企業: 上記以外にも、例えばモビリティ向け通信インフラを提供する通信キャリア、充電インフラやスマートシティと連携したサービス事業者、コネクテッド技術のコンサルティング企業など、コネクテッドカー領域と親和性の高いビジネスを持つ企業は出展効果が見込めます。「自社の製品・サービスを自動車メーカーに売り込みたい」「次世代車の開発動向をリードしたい」と考える企業は、ぜひ出展を検討すべきです。

成功するブース装飾の要点

展示会で成功を収めるには、ブースの装飾・デザインが非常に重要です。来場者の目を引き、興味を持って足を止めてもらうために、以下のポイントを押さえたブース作りを心掛けましょう。

  • 遠目からでも目立つデザイン: 来場者は広い会場を歩き回るため、まずは遠くからでも目に留まるブース演出が欠かせません。社名ロゴや製品名を高い位置に大きく表示して視認性を高める、企業カラーを基調とした統一感ある配色でブランディングを強調する、ライトアップや大型看板で華やかさと注目度を演出する、といった工夫が効果的です。ただし奇抜すぎる装飾はブランドイメージを損ねる恐れがあるため、あくまで企業イメージに沿ったデザインにまとめます。
  • コンセプト・訴求ポイントの明確化: ブース全体のデザインコンセプトを事前に定め、「何を訴求したいのか」を明確に表現しましょう。ブース正面にキャッチコピーや製品のキーメッセージを掲示し、一目で提供価値が伝わるようにします。例えば「○○技術で実現する安全なコネクティッドカー」等、ターゲットに響くメッセージを大きく表示します。またパンフレットやパネル展示にも共通のメッセージ・ビジュアルを配置し、訴求内容を一貫させることが大切です。
  • オープンで入りやすいレイアウト: 来場者が気軽に立ち寄れる開放的なブースを目指します。ブースの前面を塞ぐ背の高いカウンターや壁は避け、出入口を広く確保しましょう。スタッフが立つ位置や案内カウンターはブース前方に配置し、来場者を自然に中へ誘導できる導線を作ります。ブース内は通路を十分取り、混雑時でも立ち止まって話が聞けるスペースを確保します。レイアウト設計時には来場者の動きやすさ、滞留のしやすさを意識しましょう。
  • 製品デモ・体験コーナーの設置: 実際に製品に触れたり体験できるスペースを設けると、高い集客効果が見込めます。例えば通信機器の展示なら実機に触れて操作できるようにする、ソフトウェアならデモ画面を操作できる端末を用意する、といった演出です。自社技術を車両で再現できるならデモカーの一部を展示するのもインパクトがあります。体験型の要素を盛り込むことで来場者の興味と理解が深まり、滞在時間も延びて商談につながりやすくなります。
  • 大型モニター・映像の活用: ブース内外にモニターやLEDパネルを設置し、ループ再生のプロモーション動画や製品紹介映像を流すのも有効です。動きのある映像コンテンツは通行中の来場者の目を惹きつけ、足を止めるきっかけになります。特にコネクティッドカーの概念は文字や口頭説明だけでは伝わりにくい面もあるため、映像で通信の仕組みやメリットを視覚的に示すと理解度が高まります。画面は高所にも配置し遠方からも見えるよう工夫しましょう。
  • ブース装飾と展示物の整合性: デザインと展示内容がチグハグでは来場者に刺さりません。展示台やパネル配置にも統一感を持たせ、重要な製品や技術ほど目立つ位置に配置します。例えば主要製品の模型やデバイスは前面中央に置き、説明員を常駐させるなど見せ方にメリハリを付けます。パンフレットやノベルティは手に取りやすい位置に整頓して配置し、ブース内は常に清潔で整理された状態を保ちましょう。細部まで配慮が行き届いたブースは来場者からの信頼感も高め、「この会社と取引したい」という好印象につながります。

集客・運営のポイント

展示会で成果を上げるには、ブース装飾だけでなく集客施策と当日の運営も重要です。「展示会集客」を成功させるために、以下のポイントを事前準備から当日運営まで一貫して押さえましょう。

  • 事前集客(告知・案内)の徹底: 出展が決まったら、展示会開催前から集客は始まっています。 自社の見込み顧客や取引先に対し、招待状やメールで「○月開催のコネクティッドカーEXPOに出展します(ブース番号○○)」と案内を送りましょう。自社ウェブサイトやプレスリリース、SNS公式アカウントでも出展情報を発信し、展示会来場の予約フォームやアポイント受付を設けるのも効果的です。事前に興味を持ってくれた来場予定者には、会期中ブースへ立ち寄るようリマインドするなどフォローします。
  • ノベルティ&展示会限定企画: 集客の定番として**ノベルティ(来場記念品)**の配布がありますが、ターゲットに響く実用的なアイテムを選びましょう(例: モバイルバッテリー、USBメモリなど車両データに関連づけたグッズ)。また「ブース来訪者限定プレゼント」や「デモ体験で粗品進呈」といった企画を打ち出すと、人だかりが生まれ周囲の関心も引けます。ただし豪華すぎる景品は「冷やかし客」も増やすため、あくまで主役は製品・サービスであることを忘れずに、ノベルティは興味喚起のサポートと位置づけます。
  • 効果的な呼び込みと接客: 展示会場では待っているだけでは十分な集客は望めません。ブース前には常に複数のスタッフを配置し、笑顔でアイコンタクトしながら軽い呼び込みを行いましょう。例えば「こんにちは、○○のデモをご覧になりませんか?」など、押しつけがましくない声掛けで興味を引きます。パンフレットをただ配るだけでなく、一言メリットを添える(「○○に関心ありますか?」「○分で分かる資料です」等)と立ち止まってもらいやすくなります。スタッフは派手すぎない統一ユニフォームを着用し、来場者から話しかけられやすい雰囲気づくりも大切です。
  • スタッフの役割分担とトレーニング: 当日は限られた時間で多数の来場者に対応するため、チームでの役割分担を明確に決めておきます。リーダー役、プレゼン担当、技術質問担当、受付・名刺管理担当など、それぞれがスムーズに動けるよう事前にシミュレーションしておきましょう。初めて展示会対応するスタッフには事前研修を行い、製品知識やトークのポイント、名刺交換のマナーなどを共有します。「ブース接客マニュアル」を用意しておくと安心です。また緊急時の対応(機材トラブル等)も決めておき、いざという時に慌てないよう備えます。
  • デモやプレゼンテーションの活用: ブース内で一定間隔ごとにミニプレゼンやデモ実演を行うのも集客に効果的です。「毎時00分から5分間、最新技術紹介デモを実施」など時間を決めてアナウンスすれば、通りがかりの人も「少し見てみよう」と立ち止まります。プレゼン用の簡易ステージやモニターとマイクを用意し、話者が説明しやすい環境を整えましょう。人が集まればブースが賑わい周囲へのアピールにもなります。実演中はスタッフ全員で周囲を囲み、質問対応や資料配布にあたるなど、チーム一丸となって盛り上げる演出を心掛けます。
  • 名刺・リード情報の確実な獲得: 集客の最終目的は商談に繋げることです。そのため、興味を示した来場者とは必ず名刺交換を行いましょう。名刺がもらえなかった場合でも、氏名や連絡先を記入してもらうリードフォームを準備しておきます。デジタル名刺交換アプリやQRコード登録システムを使えばスムーズです。交換した名刺には会話内容や見込み度をスタッフがメモしておき、後日のフォローに活かします。名刺やリード情報が散逸しないよう、管理担当者を決めてリアルタイムでデータ化・集約することも大切です。
  • 当日の運営計画: 展示会の運営スケジュールを事前に策定し、チーム全員で共有します。ブース受付や説明担当のシフト表、昼休憩の交代計画、デモ実施時間などをタイムテーブル化し、当日はそれに沿って動きます。特に来場者が集中しやすい時間帯(初日午前や昼過ぎなど)は増員配置し、逆に閑散時間帯に小休憩を取るなど効率的に運営します。閉場後には毎日チームで振り返りミーティングを行い、「○○に関心を持つお客様が多かった」「説明に時間がかかりすぎた」等の気づきを共有し、翌日の対応改善に繋げましょう。
  • フォローアップの計画: 展示会は出展して終わりではなく、その後のフォローが肝心です。会期中の段階から「見込み度Aのお客様には翌週中に提案書送付」「Bは資料メール送付」等、ランク別のフォロー計画を立てておきます。最終日の撤収前にチームでリード情報を整理し、フォローの優先順位と担当を決めましょう。スピード感あるフォロー連絡は商談成約率を高めます。このように事前~事後まで見据えた運営を行うことで、展示会集客の成果を最大化できるのです。

会期までのスケジュール

コネクティッド・カー EXPOのような大規模展示会で成功するには、計画的な準備スケジュールに沿って抜け漏れなく準備を進めることが重要です。一般的な出展準備のタイムライン例を示します(約3か月前から準備開始の場合)。自社の状況に合わせてカスタマイズし、計画的に進めましょう。

  • ~3か月前まで(出展約3ヶ月前までに行うこと):
    • 出展の目的・目標を明確化(例:「○○製品のリード○件獲得」など定量目標設定)
    • ターゲットとする来場者ペルソナの設定(どの業種・職種にアプローチするか)
    • 出展申込み手続き完了、主催者からの出展マニュアル一式を入手
    • 小間(ブース)位置・サイズの確認、出展料や追加サービス費用の把握
    • 全体予算の策定、社内稟議・承認取得
    • 出展プロジェクトチームの編成(社内担当者の役割分担決定)
    • ブース施工業者やデザインパートナーの選定・発注(自社で設営の場合は社内デザイナーや施工手配)
    • 展示会期間中の宿泊先確保や出張手配(地方企業の場合)
    • 展示物の物流計画確認(発送方法・日時、会場への搬入出ルール確認)
    • 電源工事やインターネット回線等の追加オプション申請(必要に応じて主催者指定フォームで申込み)
  • 約2か月前(開催2ヶ月前の時期):
    • ブースの基本レイアウト設計・装飾デザイン案の決定(デザイン会社との打合せを重ねプラン確定)
    • 展示会で配布するパンフレットやカタログの内容決定・デザイン制作着手
    • ノベルティグッズの選定と発注(名入れ品は納期長いため早めに)
    • スタッフ用ユニフォームや名刺の追加発注(必要なら)
    • 展示会公式サイトへの出展社情報掲載原稿の提出(主催者指定の期限厳守)
    • ブースで使用する展示機材・什器類の手配(レンタル申し込みや自社機材準備)
    • 集客施策の具体化:招待状送付リスト作成、Webサイト告知ページの作成、プレスリリース準備など
  • 約1か月前(開催1ヶ月前の時期):
    • 招待状・案内状の発送開始(取引先や見込み客にDMやメールで案内を送付)
    • スタッフの確保と事前説明会実施(ブース対応スタッフの最終確定と役割説明、製品知識や接客トレーニングを実施)
    • 装飾物・印刷物の最終デザイン確認と印刷発注(パンフレット、パネル、看板類はこの時期に印刷へ)
    • プレゼンテーションやデモの台本・スクリプト作成、リハーサル練習
    • 展示品・デモ機の動作チェックと調整(必要ソフトウェアのアップデート等を含む)
    • 公式ウェブやSNSでの出展告知投稿開始(展示会まで定期的に情報発信)
    • 展示会アポイントの事前受付・調整(主要な来場予定者とは事前に面談日時設定も検討)
  • 1週間前(開催直前の週):
    • 事前に会場へ送る荷物の梱包・発送(装飾物、機材、資料、ノベルティ等を忘れ物ないようリスト化して発送)
    • 最終持ち込み物チェックリスト作成(当日持参するPC、ケーブル、工具、文具、予備部品など細かく洗い出し)
    • 名刺の不足確認と追加発注(想定より名刺交換が増えても良いよう十分な枚数を用意)
    • ブース来訪者対応マニュアル最終確認(全スタッフに共有し質疑応答のロールプレイを行う)
    • 天気や交通状況の確認・共有(特に搬入日が悪天候の場合の対策を念のため検討)
  • 前日(搬入・設営日)
    • 会場でのブース設営作業(施工業者と合流し、壁面装飾・照明・機材設置などを完了させる)
    • 展示物・機材の設置と動作確認(モニター映像が正しく再生されるか、デモ機が正常に動くかチェック)
    • パンフレットや名刺、ノベルティを所定の位置に配置し、ブース内を整理整頓
    • スタッフ全員で最終ミーティング:当日の流れ再確認、緊急連絡手段確認、意気込み共有
    • ブース位置からトイレ・休憩所等の導線確認(当日の案内に備え)
    • 十分な睡眠を取り、万全のコンディションで本番に臨む準備
  • 当日(会期中の3日間)
    • 開場前ブリーフィング(全員で円陣を組み、笑顔で挨拶の練習。本日の目標を再確認)
    • 来場者対応に全力(上記の集客・接客ポイントを実践し、一人でも多くの良質なリード獲得を目指す)
    • 名刺管理・記録の徹底(合間に名刺情報をデジタル管理表に転記。メモも漏れなく記入)
    • 日次ミーティング(閉場後に当日の成果と課題を共有し、翌日に向けて改善策を即時反映)
    • スタッフ各自、体調管理(水分補給や短時間の休憩交代)を心掛け、最終日までモチベーション維持
  • 終了後(展示会終了~アフターフォロー)
    • ブース撤収・返送作業(レンタル品返却や自社物品の荷造りを計画的に実施)
    • 社内打ち上げ・労い(チームの士気を高め次回への意欲に繋げる)
    • すみやかな見込み客フォロー(展示会翌日から速やかに名刺交換した相手へお礼メール送信、約束した追加資料送付や後日アポイント設定など実行)
    • 獲得リードの社内共有と商談化フォロー(営業部門と共有しパイプラインに乗せる)
    • 成果振り返り(獲得リード数や商談件数が目標に対しどうだったか、費用対効果の分析、次回展示会への改善点整理)

以上が準備スケジュールの一例です。規模によっては半年前から準備を開始するケースもありますが、重要なのは各段階でやるべきことを洗い出し計画的に実行することです。スケジュール管理を徹底し、余裕を持った準備で当日を迎えましょう。

まとめ

コネクティッド・カー EXPOは、コネクテッド技術に関わる企業にとって絶好のビジネスチャンスとなる展示会です。出展検討企業は、本記事で紹介した開催概要・来場者層を踏まえ、自社にとってのメリットを最大限引き出せるよう計画を練りましょう。ブース装飾では遠目からの目立ち方や一貫したメッセージ訴求に気を配り、事前の周到な集客準備と当日の円滑な運営によって、展示会場で効果的に集客し商談につなげることが可能です。また、会期までのスケジュールに沿って抜け漏れなく準備を進めれば、当日は自信をもって来場者対応に集中できます。

自社の先進技術やサービスをアピールし、業界内での存在感を高める絶好の機会である「コネクティッド・カー EXPO」。ぜひ早めに出展準備を開始し、万全の態勢で当日を迎えてください。綿密な計画と熱意ある現場対応があれば、きっと出展成果(リード獲得や商談成立)という「成功」を掴むことができるでしょう。

弊社の強みと無償提案

弊社では、展示会出展を成功へ導くためのトータルサポートサービスを提供しています。コネクティッド・カー EXPOのような大型専門展への出展においても、豊富な実績に基づくノウハウでお客様をバックアップいたします。特に以下の点で他社にはない強みがあり、これらを網羅した無償の提案プランをご用意可能です。

  • パースデザイン(ブース立体図): 自社ブースの完成イメージを、3Dパース図面でわかりやすく提案します。ブース装飾のプロが手がけるデザインは、遠目の視認性から導線の細部に至るまで計算されています。「完成後のイメージが湧かない」という不安を解消し、来場者に強く訴求できるブースデザインを無償でプランニングいたします。
  • 動線設計(来場者の流れ最適化): 来場者がブースに立ち寄りやすく、そして立ち止まってから商談まで自然に誘導できる導線を設計します。入口から目玉展示物への誘導、説明員との動線、資料受け取りから退出まで、一連の動きをシミュレーションしてレイアウトを検討。混雑時でも滞留しやすく効果的にPRできるブース動線を作り上げます。これらのノウハウを盛り込んだプランを無料提案いたします。
  • LEDモニター演出・集客サポート: ブースでの映像演出は集客力アップに直結します。弊社では大型LEDモニターやデジタルサイネージの効果的な配置とコンテンツ演出にも強みがあります。通路側から見やすい位置と高さへの設置、周辺ブースとの差別化を図る映像コンテンツ企画など、豊富な経験から最適なプランをご提案。機材手配から設置・撤去まで一括してサポートし、来場者の足を止める魅力的なブース演出を実現します。
  • 動画制作(プロモーション映像): コネクティッドカー技術の魅力を伝えるには映像コンテンツが非常に効果的です。弊社は展示会向け映像制作の専門チームを擁しており、製品紹介動画やデモンストレーション動画を短期間で制作可能です。難解な技術コンセプトも、アニメーションや実写映像で直感的に訴求できます。脚本作成から撮影・編集までワンストップで行い、当日はブースでループ再生することで高い集客効果を発揮します。初回提案では映像コンセプト案も無料で提示いたします。
  • 運営企画サポート: 当日のブース運営計画づくりもお任せください。スタッフの配置プランやシフト表作成、効果的な接客トークの開発、プレゼンテーションのタイムテーブル策定など、ブース運営の企画立案を支援します。過去の成功・失敗事例を踏まえ、「どの時間帯にどんなアクションをすべきか」「来場者にストレスを与えないオペレーション」など、具体的なノウハウを盛り込んだ運営計画を一緒に策定いたします。初めて展示会に出展する企業様でも安心して当日を迎えられるようサポートいたします。
  • 展示会後のアフターフォロー: 出展後のリードフォローや効果検証までサポートする点も弊社の特徴です。獲得した名刺リストのデータ化・分析、フォローメールのテンプレート提供、商談化率向上のアドバイスなど、アフターフォロー施策についてもご提案可能です。展示会終了後に「出展して終わり」ではなく、「受注につながって成功」と実感していただくまでが弊社の支援範囲です。

以上のように、企画・設計から集客支援、当日運営、事後フォローまで一貫してサポートできる体制が弊社の強みです。これらを盛り込んだ無料の出展プラン提案書のご提供も可能ですので、「コネクティッド・カー EXPOに出展したいが何から始めればよいか分からない」とお悩みの企業様はぜひお気軽にご相談ください。専任スタッフがお客様の目的達成に向け、親身になってお手伝いいたします。貴社の展示会出展成功に向けて、私たちのノウハウとサービスをぜひご活用ください。