2026年名古屋デジタルマーケティングEXPO出展完全ガイド

名古屋デジタルマーケEXPO
出展徹底ガイド2026

  1. 2026年2月、ポートメッセなごやにて中部最大級のIT・DX展示会「デジタルマーケティングEXPO」(デジタルマーケティング展示会2026)が開催されます。本記事では、同展(名古屋マーケティング展)の概要や出展のメリット、想定来場者層、出展に適した企業像を解説します。また、集客効果を高めるブース装飾のポイントや当日の運営ノウハウ、準備スケジュールについても詳しく紹介。最後に、展示会出展をご検討の企業様向けに、W CREATIVEが提供する無償サポート内容もご案内します。出展成功に向けた総合ガイドとしてぜひお役立てください。

開催概要(デジタルマーケティングEXPO 2026[名古屋])

  • 展示会名称: 第6回 名古屋 デジタルマーケティング EXPO
  • 開催日時: 2026年2月25日(水)~27日(金) 10:00~17:00
  • 会場: ポートメッセなごや 第1展示館(名古屋市港区金城ふ頭2-2)
  • 主催: RX Japan株式会社 (旧社名: リードエグジビション)
  • 来場対象: ビジネス関係者のみ(事前登録制)
  • 想定規模: 出展社数 約140社・来場者数 約14,000名(予定)

※本展示会は「Japan DX Week[名古屋]」内の一展で、営業DXやAI活用など計6つの専門展で構成されています。他に**Japan IT Week[名古屋]総務・人事・経理Week[名古屋]**も同時開催されるため、幅広い業種・職種の専門来場者が見込まれます。

出展するメリット

デジタルマーケティングEXPOに出展することは、BtoBマーケティングに注力する企業にとって多くのメリットがあります。主な利点を以下にまとめます。

  • 質の高いリード獲得: 業界関係者など 購買意欲の高い見込み顧客 と直接出会える絶好の機会です。時間と費用をかけて来場するビジネス層が多く、電話やメール営業で得るリードよりも関心度が高く、商談に発展しやすい傾向があります。学生や一般客は少なく、自社サービスにマッチする見込み客を効率的に集められます。
  • 新規顧客との直接対話: ブースでの対面コミュニケーションを通じ、来場者に製品デモやサービス説明を行いながらその場で疑問を解消できます。オンラインでは伝えきれない価値を実機や映像でアピールでき、信頼感を醸成して商談への移行をスムーズにします。会話の中で顧客ニーズを深掘りし、その場で提案を行うことでリードナーチャリング(育成)を同時進行できるのも大きな利点です。
  • 既存顧客との関係強化: 展示会は新規開拓だけでなく、既存取引先との絆を深める場としても有効です。日頃メールや電話中心の顧客と対面で交流し、最新サービスや導入事例を紹介することで満足度を高められます。ブースに招待して直接意見を聞いたり、お礼を伝えることで信頼関係を強固にし、追加受注や長期取引につなげるチャンスになります。
  • 競合が集まる相乗効果: 業界主要企業が一堂に出展することで、来場者の比較検討意欲も高まります。他社ブース目当ての来場者が「他社製品と比べてみよう」と自社ブースにも立ち寄るケースも多く、競合他社の集客力を逆手にとって自社リードを増やせる可能性があります。同時に、自社が埋もれないよう際立つ訴求が重要ですが、業界全体の盛り上がりの中で効率良く見込み客を集められるのは展示会ならではです。
  • ブランド認知度向上: 中部エリアで開催される当展示会は、地元企業を含む多数のビジネス来場者に社名や製品を周知する絶好のPR機会です。初出展の場合でも、多くの潜在顧客に直接アプローチできるため、市場での存在感を高められます。ブースのデザインやキャッチコピーによる視覚的インパクト次第で、「業界内で注目の企業」としてのポジション確立にもつながります。メディアや業界誌の取材が入ることもあり、思わぬ宣伝効果を得られることもあります。
  • 市場ニーズ調査と戦略見直し: 来場者との会話や反応から、生の市場ニーズや課題を把握できるのもメリットです。人気製品・サービスへの質問内容や関心の高さは、今後の製品開発やマーケ戦略に活かせる貴重なデータとなります。また競合各社のブース展示や新発表内容を一度にリサーチできるため、自社の強み・弱みを再確認し、今後のブランド戦略を見直すヒントが得られます。このように展示会出展はマーケティング活動全般のブラッシュアップにも寄与します。

以上のように、デジタルマーケティングEXPOへの出展はリード獲得からブランディングまで多面的な効果が期待できます。ただしメリットを最大化するには、次章以降で述べる来場者特性の理解効果的なブース準備が欠かせません。

来場者属性の予測

デジタルマーケティングEXPO [名古屋] には、主に中部エリアの企業でデジタルマーケティングに関わるプロフェッショナルが多数来場すると予想されます。入場資格がビジネス関係者限定であるため、具体的には以下のような属性の来場者が想定されます。

  • 企業のマーケティング担当者・責任者: 製造業からサービス業まで幅広い業種の企業において、デジタルマーケティングや営業企画を担当するマネージャー・スタッフが多数来場します。特に中部地方の有力メーカーやBtoB企業のマーケティング部署から、新しいマーケティング手法やツールを探しに来るケースが多いでしょう。例えば製造業ではこれまでオフライン中心だった販促をデジタル化したい担当者、IT業では自社プロダクト拡販のため最新マーケティング手段を模索する担当者などが想定されます。
  • 経営層・事業責任者: 自社のデジタル戦略を検討する中小企業の経営者や、新規事業開発担当の役員クラスも来場します。展示会全体がDX・IT分野の総合展であるため、単にマーケ部門だけでなく会社としてDX推進を担う層が情報収集に訪れる可能性があります。「営業・デジタルマーケティングWeek」という括りから、営業改革や顧客管理(CRM/SFA)に興味を持つ管理職も足を運ぶでしょう。
  • 広告代理店・マーケティング支援企業のスタッフ: 地域の広告代理店やWeb制作会社、マーケティングコンサル企業の方々も、自社クライアントに提案できる最新ツールやトレンドを掴む目的で来場します。特にデジタル広告やSEO、コンテンツマーケ支援を行う代理店にとって、最新のマーケティングオートメーションやAIソリューションの情報収集は重要です。そうしたプロフェッショナル来場者は展示内容を専門的に評価するため、出展企業にとっては的確なプレゼンやデモが求められます。
  • ITソリューション提供企業の営業・企画担当: クラウドサービスやソフトウェアを提供するIT企業(特に東京・大阪拠点で中部進出を狙う企業)のスタッフも、競合調査やパートナー探索を兼ねて訪れるでしょう。自社ブース出展の有無に関わらず、業界の最新動向を把握するため複数のブースを回る営業担当者もいます。自社製品に不足する機能を補うサービスを探したり、提携可能な企業を探す来場者も存在します。
  • その他: 同時開催の総務・人事・経理WeekやIT展に来た来場者が、マーケティング領域にも関心を持って立ち寄るケースもあります。例えば総務部門の方が自社の広報・販促担当も兼任していたり、ITエンジニアが企業のWebサイト改善に関与していたりする場合、デジタルマーケティング関連ブースに関心を示します。このように来場者の職種は多岐にわたりますが、「自社の集客や売上向上にデジタル技術を活かしたい」という課題意識を持った層が中心となるでしょう。

以上を踏まえると、来場者はいずれも具体的な課題解決策やパートナーを求めて来る傾向があります。出展側は自社ソリューションがどんな業種・職種の来場者に刺さるかを想定し、そのニーズに合わせた訴求メッセージやデモ内容を用意することが重要です。

出展すべき企業像

デジタルマーケティングEXPO 2026[名古屋]への出展を特に検討すべきは、デジタルマーケ領域で製品・サービスを提供する企業です。中部エリアのマーケット開拓やリード獲得に有効な場であるため、以下のような企業に出展メリットが大きいと言えます。

  • BtoB向けマーケティングSaaS企業: マーケティングオートメーション(MA)、顧客管理(CRM)、営業支援(SFA)、Web接客ツールなど、企業のマーケティング活動を効率化・高度化するクラウドサービス提供企業。とくに東京中心に展開しているSaaSベンダーが中部の潜在顧客開拓を狙うには絶好の機会です。展示会では実際の操作デモを通じて導入効果を直接訴求でき、導入検討リードを多数獲得できます。
  • 製造業向けITソリューション企業: 中部地方は製造業の集積地であり、製造メーカー各社がデジタルマーケティングに注力し始めています。そのため、製造業界に特化したマーケ支援ツールやDXサービスを持つ企業にとっては、自社製品を売り込む絶好の場です。例えば工業製品のオンライン展示会プラットフォームや、製造業の販路拡大を支援するデータベースサービスなどは、来場するメーカーのマーケ担当者に響くでしょう。同様に、製造業の営業プロセス改善(営業DX)を支援するサービスも本展の来場者ニーズと合致します。
  • 広告代理店・デジタルマーケティング支援会社: 地域企業のデジタルマーケティングを代行・支援する広告代理店、Webマーケ会社も、自社サービスPRやリード獲得のため出展する価値があります。例えばSNSマーケ運用代行、コンテンツ制作、SEOコンサルティング、動画マーケティング支援などのサービスを持つ会社は、来場者(エンド企業)に直接提案することで新規顧客獲得が期待できます。また最新の成功事例やノウハウをブースで紹介することで、自社ブランドの認知向上にもつながります。
  • AI・データ分析ソリューション企業: マーケティング分野へのAI活用やデータドリブン経営が注目されており、AIチャットボット、レコメンドエンジン、アクセス解析ツール、口コミ分析サービスなどのAI・アナリティクス系ソリューション提供企業も出展効果が高いでしょう。来場者は最新テクノロジーに関心が強いため、他社との差別化につながる高度な技術をアピールすることで商談創出が期待できます。
  • 販促支援・顧客接点サービス企業: マーケティングに関連する周辺サービスを提供する企業も対象です。例えば、ダイレクトメールやノベルティ制作などオフライン販促支援企業、ウェビナー代行やオンライン展示会プラットフォーム運営企業、インサイドセールス代行会社、マーケティング人材育成支援会社など、多角度から企業の販促を支援するビジネスも来場者の関心が高い分野です。

以上のような企業は、本展示会で見込み顧客とのマッチングが期待できます。特に中部エリアでの実績がまだ少ない企業は、名古屋開催の展示会で知名度を上げることで競合優位に立てるでしょう。自社サービスがどの来場者層に向けたものかを明確にし、**出展目的(新規リード獲得、代理店募集、認知拡大など)**を社内で共有した上で臨むことが重要です。

成功するブース装飾のポイント

展示会で目立ち、効果的に訴求するにはブース装飾・デザインが極めて重要です。限られた会場内で来場者の足を止めてもらうために、以下のポイントを押さえたブース作りを心掛けましょう。

  • 視認性の高い看板・サイン: 遠くからでも一目で内容が分かるよう、ブース上部に大きく会社名やサービス名、キャッチコピーを掲示します。会場内は多くのブースで埋め尽くされるため、視線を集める高さ・角度にロゴやメッセージを配置し、貴社ブースの存在を際立たせましょう。フォントや色使いもブランドイメージに合わせつつ、読みやすさ最優先でデザインします。
  • コンセプトが伝わるデザインテーマ: 自社の提供価値や世界観を反映したブーステーマを設定します。例えば「データドリブン」を強調するならデジタルパネルやグラフ演出を盛り込む、クリエイティブ支援企業なら実績映像や制作物を壁面に展示するといった具合に、来場者にブース全体でメッセージを訴求します。配色はコーポレートカラーで統一しつつ、強調したいキーワードや数字は補色で目立たせるなど、デザインのメリハリをつけましょう。他社との差別化を図るためにも「一目見て○○の会社」と分かる個性を演出することが大切です。
  • オープンで入りやすいレイアウト: ブースの間口を広く開け、来場者が気軽に立ち寄れる導線を確保します。テーブルや展示台の配置は**動線設計(導線計画)**を意識し、ブース前に人だかりができても滞留しないレイアウトにします。例えばブース入口にはパンフレットスタンドや簡単な商品展示のみ置き、奥に詳しい説明パネルやデモ機を配置することで、興味度に応じて奥へ誘導できる構造にします。また、小間サイズに応じて必要以上に壁を作らず開放感を出すことで、来場者が話しかけやすい雰囲気を作りましょう。
  • 大型ディスプレイ・動画の活用: 大型LEDビジョンやモニターを設置し、製品紹介動画やサービスのデモ映像を繰り返し流すのも効果的です。動画は遠目からでも目に留まりやすく、動きのある映像とテロップで製品特徴を訴求できます。音声を出す場合は周囲への配慮も必要ですが、短時間で要点を伝える映像コンテンツは、ブーススタッフが手が離せない時でも沈黙のブースにならないメリットがあります。スクリーン設置が難しい場合でも、タブレット端末で操作デモを見せるなど視覚情報を増やす工夫をしましょう。
  • 製品・サービスの“体験”要素: 来場者自身が試せるデモやハンズオンコーナーを用意できるとベストです。ソフトウェアならその場で操作体験できるデモ画面を設置したり、マーケティング診断サービスなら簡易診断をブースで受けられるようにするなど、参加型の仕掛けがあると足を止めてもらいやすくなります。また、ノベルティやサンプルを用意する場合は、単に配布するのではなく「アンケート回答で粗品進呈」「名刺交換で記念品進呈」などコミュニケーションのきっかけとして活用しましょう。体験を通じて得られる気づきや楽しさは、企業印象を強める効果もあります。
  • プロの施工で品質担保: ブース装飾は専門業者による施工が望ましいです。特にオーダーメイドの装飾物や大型LED設置には安全面の確認も不可欠です。自社スタッフだけで準備する場合でも、パネル掲示の高さや照明位置など細部まで気を配り、統一感のある美しい仕上がりを追求しましょう。パンフレットや名刺も見やすく配置し、ブース内は常に整理整頓を心掛けます。装飾のクオリティは来場者の信頼感に直結します。前日搬入・設営の際には動作チェックや見え方の最終確認を行い、本番に備えてください。

以上のポイントを押さえたブース装飾により、「なんとなく通り過ぎるつもりだったがつい立ち寄ってしまった」と感じさせる魅力的な空間を作り上げましょう。ブースデザインの良し悪しは集客力に大きく影響します。自社の強みを最大限に引き立てる装飾計画で、来場者の心を掴んでください。

集客・運営のポイント

効果的な装飾に加え、当日の集客アプローチとブース運営も展示会成功のカギです。出展当日までの事前準備から会期中の対応まで、以下のポイントを意識しましょう。

《事前集客の準備》

  • 来場誘致の告知: 出展が決まったら、開催数ヶ月前から自社のWebサイトや公式SNSで展示会出展の告知を行いましょう。特に見込み客や既存顧客に対してはメールマガジンやDMで案内を送り、「〇月〇日 名古屋マーケティング展に出展します。ぜひ弊社ブースへお越しください」と周知します。可能であれば招待状や主催者発行の無料招待券コードを配布し、事前登録を促すと集客効果が高まります。事前アポイントの受付を設けて商談予約を募ることも検討しましょう。
  • 展示内容・資料の準備: 来場者にアピールするプレゼン資料やデモ環境は早めに用意します。製品デモはオフライン環境でもスムーズに動くようセットアップし、トラブル時の代替策(動画再生やパンフレット)も準備しておきます。パンフレットや名刺は想定以上の数を持参し、社内で事前に訴求トークを練習しておくと安心です。また、自社ブースの場所(小間番号)や見どころを事前に発信し、当日迷わず来てもらえるようにしておきます。

《ブースでの集客・接客》

  • 積極的な声かけ: 会期中、ブース前を通る来場者にはタイミングよく声をかけることが重要です。立ち止まって資料を眺めている方には「ご興味ございますか?ぜひ詳しくご説明します」と丁寧に話しかけ、足早な方にも笑顔で挨拶して存在をアピールします。ただし無理に引き止めず、「○○でお困りではありませんか?」など相手の関心事を問う一言で興味を引きましょう。スタッフ全員が明るく元気な対応を心掛け、来場者に安心感と好印象を与えます。
  • スタッフの役割分担: ブース運営スタッフは役割を決め、チームで連携して対応します。呼び込み担当は通路側でパンフレットを手に積極的に声かけし、興味を示した来場者を説明担当へつなぎます。説明担当者は来訪者の課題や役職を素早くヒアリングし、ニーズに沿ったポイント説明を短時間で行います。詳しい技術的質問にはエンジニアや製品担当者が対応するなど、専門知識を持つスタッフを待機させておくと信頼度が高まります。また、混雑時に備えてスタッフ間でアイコンタクトや合図を決め、複数名を同時対応できるようにしておきましょう。
  • プレゼンテーションの活用: 来場者を引きつけるため、ミニセミナー形式のプレゼンを定期的に開催するのも有効です。例えば毎正時に5分程度、ブース内で新サービスの紹介プレゼンを行い、興味を持った聴講者にその後個別相談いただく流れを作ります。プレゼン中は通路側にも声が聞こえるようマイクを使い、「○時からデモ開始します!」と案内することで人を集められます。ただし周囲ブースへの騒音配慮も必要なため、音量や頻度は節度を守りましょう。プレゼンで得た関心層は質の高いリードになりやすいため、話題性のある内容で短時間にアピールすることがポイントです。
  • デモ・実演の工夫: ブースでは可能な限りライブデモを行いましょう。ソフトウェアならリアルタイムで操作して結果を見せ、ハードウェアなら実機に触れてもらいます。人が集まりやすいよう、「今から○○できます!」と声をかけながら実演すると効果的です。来場者自身に操作を試してもらうと記憶に残りやすいため、希望者には実際にクリックやタップをしてもらう参加型デモにするとよいでしょう。デモ中は専門用語ばかりにならないよう留意し、「○○の手間がこのように省けます」とベネフィットを強調しながら進めます。
  • 来場者情報の確実な取得: 名刺交換やQRコードスキャン等、リード情報の収集は確実に行います。名刺を頂いたらすぐメモを取り、会話内容や興味を持っていたポイントを記録しておきます(名刺管理アプリ等を活用すると効率的です)。最近は主催者がリード収集用のバーコードリーダーを貸与する場合もあるため、その場合は全員に忘れずスキャン対応します。名刺交換できなかった来場者にもパンフレットにQRコードを付けて後日アクセスを促すなど、接点を持ち帰ってもらう工夫を凝らしましょう。

《ブース運営上の留意点》

  • タイムスケジュール管理: 展示会開催中の3日間は長時間にわたります。シフトを組んでスタッフの休憩を適切に取り、ブース無人時間を作らないようにします。昼食は交代で済ませ、混雑する午後に備えて午後早めに休憩を済ますなど計画的に運営しましょう。朝は開場前に全員で最終確認ミーティングを行い、その日の目標(名刺○件獲得など)を共有して士気を高めます。終了後は簡単な振り返りを行い、翌日に活かす改善点があれば即座に対応します。
  • ブース内の環境整備: 常にブースを清潔に保ち、資料が散らばっていたら補充・整理します。ゴミ箱があふれないよう適宜処理し、来場者が快適に過ごせる空間を維持しましょう。スタッフの荷物は見えない場所にまとめ、私語は慎みます。また、展示品に触れる来場者にはすぐ声をかけて説明するなど放置しないこと、逆にゆっくり資料を読む方には急かさず適度な距離を保つなど、状況に応じた気配りも大切です。終日立ち仕事になりますが、疲れが見えると印象ダウンにつながるため、笑顔と丁寧な姿勢を最後まで維持してください。
  • トラブル対応準備: 突発的な機材トラブルや質問対応に備え、緊急連絡先リスト(本部や電源トラブル受付など)を控えておきます。デモ機が動かない場合の代替デバイスや、ネットが不調な場合のオフライン資料なども事前に用意しましょう。想定問答集をスタッフ間で共有し、難しい質問は「担当者から後日回答いたします」と無理に答えずフォロー約束をするなど、柔軟に対応します。多少のハプニングは起こり得ますが、落ち着いてリカバリーし来場者対応を最優先する姿勢が信頼感につながります。

以上が当日の集客・運営面で押さえておきたいポイントです。事前準備(誘客・練習)、当日の積極対応(声かけ・デモ)、基本の気遣い(清潔・笑顔)の三位一体で、来場者にとって有意義なブース訪問体験を提供しましょう。それがひいては御社の商談成果に直結します。

会期までのスケジュール

展示会出展を成功させるには、計画的な準備が欠かせません。開催日までの大まかなスケジュールを立て、段階的にタスクを進めましょう。以下は出展準備の目安スケジュールです。

準備時期主な準備・対応事項
出展決定~6か月前出展目標の設定(リード○件獲得など)、予算策定/小間位置・ブースサイズ検討、社内体制の構築(プロジェクト責任者・チーム編成)
開催約3~4か月前出展申込手続き完了、主催者からの出展社説明会への参加、ブースデザイン検討開始(装飾業者と打ち合わせ) ;招待状や告知計画の立案
開催約2か月前ブースレイアウト・デザイン確定、製作物発注(パネル印刷、映像制作、ノベルティ準備など)、スタッフの役割分担決定;招待メール・DM送付開始
開催約1か月前配布資料(パンフレット、名刺など)最終データ入稿・納品確認、デモ機・機材の準備・動作チェック;リハーサル実施(トーク練習、想定問答共有)
開催1週間前~直前ブース装飾品・機材の発送手配、当日の持ち物リスト最終確認、ブース施工図面の最終チェック;チームで直前ミーティング(目標再確認、緊急時連絡共有)
搬入・設営日(前日または当日朝)会場への入り、主催者受付での手続き、ブース施工・装飾の設営作業、機材設置・配線確認、パンフレット等のレイアウト設置;最終通電テスト・動作確認
展示会開催(当日~最終日)前述の集客・運営ポイントに沿って対応;毎日終了後に名刺・リード情報を整理、初日・中日で気づいた改善点を即座に反映して翌日に臨む
撤去・搬出(最終日夕方)展示物・機材の撤収、レンタル品返却、忘れ物確認;貸出証など手続き完了後、会場を後にする
開催後1週間以内事後フォロー開始(獲得リードへのお礼メール送付、営業担当へホットリード引き継ぎ)、社内報告会実施(成果共有と課題洗い出し)

上記は一般的な目安ですが、準備期間は長めに確保することをおすすめします。特に初めての出展企業は、予想以上に準備事項が多いため、早め早めの行動が肝心です。また主催者から送付される「出展社マニュアル」には各種締切(小間装飾申請、電気工事申請、搬入出手順など)が詳しく記載されています。これら公式締切もカレンダーに入れ、漏れなく対応しましょう。計画的なスケジュール管理が、当日のスムーズな運営と出展成功につながります。

まとめ

「デジタルマーケティングEXPO 2026[名古屋]」への出展は、中部地域でのビジネス拡大高品質なリード獲得に向けた絶好のチャンスです。出展効果を最大化するため、本記事で解説したように以下のポイントを総合的に押さえておきましょう。

  • 展示会概要の把握: 会期・会場や来場者規模を事前に理解し、自社の出展目的を明確化する(リード獲得数目標やターゲット業種の設定など)。同時開催展の状況も踏まえ、広い視野で戦略を練る。
  • 出展メリットの最大化: 展示会ならではの直接対話を通じ、新規顧客開拓と既存顧客フォローの双方を狙う。高い関心を持つ来場者に短時間で価値提案し、競合と比較検討される中でも埋もれない独自の強みを訴求する。
  • 来場者ニーズへの対応: 来場見込み層(マーケ担当者、経営層、代理店等)の課題や関心を予測し、自社ソリューションがそれらにどう応えるかメッセージを準備する。専門的な質問にも対応できるよう知識武装しておく。
  • 装飾・運営の徹底準備: 視覚的インパクトのあるブース装飾と、計画的な事前集客・当日の運営によって、限られた時間で最大限の成果を狙う。ブースでの一つひとつの対応(声かけ、デモ、名刺交換)が後日の商談に直結するとの意識で臨む。
  • フォローアップ: 展示会はゴールではなくスタートです。会期後、獲得した見込み顧客へ迅速にコンタクトを取り、商談設定や追加情報提供などのフォローを行いましょう。展示会で得たご縁を確実に次のビジネスにつなげることで、出展の ROI を最大化できます。

以上の点を踏まえ、しっかりと計画・実行すれば、デジタルマーケティングEXPOでの出展成果は必ずや大きなものとなるでしょう。貴社のサービス価値を存分に発揮し、来場者との出会いをビジネスチャンスにつなげてください。

最後にW CREATIVEの強みと無償提案サービスのご案内

初めて展示会に出展する企業様、あるいは過去の出展で思うような成果が得られなかった企業様にとって、ブース作りや運営の不安は尽きないかもしれません。**W CREATIVE(ダブルクリエイティブ)**は、そうしたお客様の課題を解決し、展示会出展の成功を全面サポートするクリエイティブパートナーです。

弊社W CREATIVEは、BtoBマーケティング支援の豊富な実績を活かし、展示会ブースの企画・デザインから集客施策、会期後フォローまでトータルでご提案します。特に以下の点に強みがあります。

  • パースデザイン・パース作成: 専門のデザイナーがブースの完成イメージを3Dパースでビジュアル化。平面図だけでは分かりにくい装飾イメージを事前にご確認いただけます。レイアウトや配色もこの段階で調整し、来場者動線を考慮した最適なブースデザインを追求します。
  • 動線設計: 来場者が立ち寄りやすく、スタッフも接客しやすいブース動線をプランニングします。小間の形状や周囲ブース配置を踏まえ、人の流れをシミュレーション。混雑時でもスムーズに対応できる配置計画で、機会損失を防ぎます。
  • 大型LED・映像活用: ブースで注目度を高める大型LEDビジョンやモニター設置についても、最適な機材選定からコンテンツ制作までご提案可能です。遠目からでも目を引くダイナミックな映像演出により、来場者への訴求力を飛躍的に向上させます。
  • 動画制作: 自社ブースで上映するサービス紹介動画や製品デモ映像の企画・制作もお任せください。弊社は動画マーケティングを得意としており、短時間で訴求ポイントが伝わる洗練された映像コンテンツを制作します。字幕やナレーションにも配慮し、多言語対応も可能です。
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  • 会期後フォロー: 名刺交換したリードに対するフォロー方法についてもご提案します。お礼メールの文面テンプレート提供や、展示会後のオンラインセミナー企画など、リードを確度の高い商談に育てる施策を無料でプランニングいたします。せっかく得たご縁を成約につなげるまで伴走支援いたします。

以上の内容を含め、W CREATIVEではお見積もり前の企画提案をすべて無償で行っております。つまり、「こんなブースにしたい」「こういう成果を出したい」といったご要望をヒアリングさせていただければ、具体的なブースデザイン案から集客プランまで費用なしでご提案いたします。その提案を気に入っていただけましたら、ぜひ正式にお手伝いさせてください。私たちは「来場者の心を動かし、ビジネスの未来を創るブース」を創造することをミッションに掲げています。デジタルマーケティングEXPO 2026 名古屋への出展を検討中の企業様は、ぜひお気軽にW CREATIVEにご相談ください。豊富な知見とクリエイティブ力で、御社の展示会成功に向けたお手伝いを全力でさせていただきます。準備段階から会期後のフォローまで一貫してサポートするW CREATIVEとともに、展示会出展を大きな飛躍の機会へと変えてみませんか。貴社のご出展が大成功となるよう、私たちがお力になります!