半導体・センサ パッケージング展 出展メリットと成功のコツ

半導体・センサ
パッケージング展 出展ガイド

半導体後工程に特化した専門展示会「半導体・センサ パッケージング展」は、半導体メーカー・材料メーカー・装置メーカーをはじめ関連企業にとって、自社技術をPRし新たなビジネスチャンスをつかむ絶好の場です。本記事では、展示会の開催概要から出展のメリット来場者の属性出展すべき企業、そしてブース装飾や集客・運営のポイント出展準備スケジュールまでを徹底解説します。最後に、W CREATIVEによる無料のブース企画提案サービスについても紹介し、貴社の出展成功に役立つ情報を網羅しています。

開催概要

  • 展示会名称:第27回 半導体・センサ パッケージング展(略称:ISP)
  • 展示会概要:2.5D/3D実装やチップレット、ヘテロジニアスなど最先端の半導体後工程技術に特化した専門展示会。半導体の組立装置・検査装置・パッケージ材料・めっき/エッチング技術など幅広いパッケージング技術が出展され、電子機器メーカーや自動車メーカーなどへの販路拡大の場となります。
  • 会期:2026年1月21日(水)~ 1月23日(金) 10:00~17:00
  • 会場:東京ビッグサイト 東展示棟(ネプコン ジャパン 2026 内で開催)
  • 主催:RX Japan株式会社 (旧称:リード エグジビション ジャパン)
  • 想定来場者数:全体で約7万人(ネプコン ジャパン全構成展の合計見込み)

この展示会に出展するメリット

半導体・センサ パッケージング展に出展することには、以下のような多くのメリットがあります。

  • 販路拡大とリード獲得:電子機器メーカーや半導体メーカー、自動車・電装品メーカーなど数多くの見込み顧客に直接アプローチできます。専門性の高い展示会のため、ブースに訪れる来場者の質も高く、効率的にリード(見込み客)を獲得できます。
  • 海外市場へのPR:アジア最大級のエレクトロニクス展示会であるネプコン ジャパンの一部で開催されるため、海外からの来場者やバイヤーも多数訪れます。自社の製品・技術を海外メーカーにもPRでき、グローバルな商談機会を得られます。
  • スムーズな商談展開:展示会場では製品デモやサンプル提示を通じて、その場で具体的な商談に発展しやすい環境があります。興味を持った来場者とは名刺交換から打ち合わせ設定まで一連の営業プロセスを短期間で行え、出展期間中に有望案件の創出が期待できます。
  • 業界での認知度向上:本展示会は半導体後工程分野の専門イベントであり、業界関係者から注目度が高いです。出展することで市場における自社ブランドの認知度を高め、技術力・信頼性のアピールにつながります。また同業他社や競合製品との差別化を図り、自社の存在感を示す機会となります。
  • 主催者による出展支援:主催のRX Japanより、出展社向けに様々な支援策が提供されます。例えば、招待状・招待券の無料配布(希望枚数を提供)、公式ウェブサイトやガイドブックへの出展社情報掲載、さらに有料ではありますが展示会セミナーで自社製品をPRする機会など、集客を最大化する仕組みが整っています。これらを活用すれば、効率よくターゲット層へのアプローチが可能です。

予想される来場者属性

半導体・センサ パッケージング展には、主に以下のような業種・分野の企業から専門職の方々が来場します。いずれも「半導体のパッケージング技術」に関心を持つ層であり、出展企業にとっては見逃せないターゲットです。

  • 電子機器メーカー(家電、通信機器、産業機器など) – 技術開発者、製品設計者、生産技術担当者
  • 自動車・電装品メーカー – EV・自動運転関連の技術者、電子制御ユニット開発者
  • ロボット・産業機械メーカー – 制御系エンジニア、機械設計者
  • 航空・宇宙関連メーカー – エレクトロニクス開発者、品質保証担当者
  • 医療機器メーカー – 医療用センサや電子部品の開発技術者
  • EMS(電子機器の受託生産)企業 – プロジェクトマネージャー、製造技術者
  • 電子部品メーカー(センサ、IC、パワーデバイス等) – 半導体デバイス開発者、パッケージ設計者
  • 半導体メーカー(デバイス製造企業) – パッケージング工程担当者、外注先選定担当者
  • 新規参入企業・スタートアップ – 次世代半導体技術や新材料を開発するベンチャーの技術者・経営者

以上のように、来場者は各産業の技術部門の責任者やエンジニアが中心です。来場目的も「新技術の探索」「パートナー企業の発掘」「具体的な導入検討」など明確なケースが多く、出展側にとって商談につながりやすい傾向があります。

どのような企業がこの展示会に出展すべきか

半導体・センサ パッケージング展は、以下のような企業にとって特に出展価値が高いと言えます。

  • 半導体メーカー(デバイスメーカー):自社の最新パッケージ技術や実装技術をアピールしたい半導体メーカー。自社製品の優位性を示し、顧客企業(電子機器メーカーなど)やパートナー企業を開拓できます。また、共同開発先や受託加工先を探す場としても有効です。
  • パッケージ材料メーカー:半導体パッケージ基板、封止材、はんだ・フラックス、接着剤、めっき薬品などパッケージング材料を供給する企業。来場者である半導体メーカーやOSAT企業の技術者に直接製品を紹介し、採用を働きかけるチャンスです。
  • 組立・実装装置メーカー:ダイボンダー、ワイヤーボンダー、モールド装置、ウェハダイシング装置、基板実装機、検査装置など半導体組立・検査装置を製造販売する企業。製造ラインの担当者に実機デモやサンプル処理結果を示し、設備投資の商談につなげられます。
  • 検査・測定機器メーカー:半導体パッケージの不良検出装置(X線CT検査装置、外観検査装置など)や電気的テスター、信頼性試験装置などを扱う企業。品質保証や開発部門の来場者に、他社との差別化ポイント(高速・高精度検査等)を訴求できます。
  • 半導体後工程の受託サービス企業(OSAT):半導体のパッケージングやテストを受託する企業。自社の技術力(対応可能なパッケージ形状、量産能力など)やコスト優位性をPRし、半導体メーカーからの受注獲得を図れます。
  • CAD/シミュレーションソフト企業:パッケージ設計ツールや熱・応力シミュレーションソフト等を提供する企業。パッケージ開発者に対して製品の有用性を直接説明し、デモを通じて導入を促進できます。
  • その他関連ソリューション企業:クリーンルーム設備、静電気対策製品、精密部品加工、表面処理技術など、半導体パッケージ製造プロセスを支える周辺技術を持つ企業も、本展示会で適切な顧客層に訴求できます。

上記のような企業は、自社ターゲットが本展示会の来場者層と合致しており、出展によるROI(投資対効果)が高いと考えられます。特に半導体メーカー・材料メーカー・装置メーカーの皆様には、販路拡大や共同研究の機会創出に直結する場として積極的な出展を検討すべきでしょう。

出展成功のためのブース装飾ポイント

展示会で目立ち、来場者の足を止めてもらうにはブース装飾・デザインが非常に重要です。成功するブース作りのために、以下のポイントを押さえましょう。

  • 明確なコンセプトとメッセージ:ブースのメインコピーやビジュアルで「何を提供している企業か」「どんなメリットがあるか」を一目で伝えます。キャッチコピーは専門用語ばかりにせず、来場者の関心を引く端的な表現にしましょう。
  • 開放的で入りやすいレイアウト:ブース入口を広くとり、来場者が気軽に立ち寄れる開放感を出します。パネルや机の配置は通路から中が見渡せるよう工夫し、「立ち寄ってもいい雰囲気」を演出します。閉鎖的な造りは敬遠されるため避けましょう。
  • 遠方からの視認性向上:ブースの上部を有効活用し、高い位置に社名看板や大型バナーを掲示して遠くからでも目に留まるようにします。会場の制限内で可能な限りブースを高く構築し、自社ブースの存在を広範囲にアピールしましょう。
  • ターゲットに合わせたデザイン:来場者の業種やニーズに響く色使い・デザインテーマを選択します。ハイテク感を演出するなら先進的でクールなデザイン、親しみやすさを出すなら明るい色調を用いるなど、自社ブランドの世界観と来場者の期待にマッチした装飾にします。
  • 情報は絞ってわかりやすく:ブース内に展示物やパネルを詰め込みすぎないよう注意します。主力製品・技術に絞って配置し、訴求ポイントを明確にすることが大切です。説明パネルも箇条書きや図表を用いて要点を簡潔に示し、一目で理解できるようにします。
  • 大型映像モニターの活用:ブースに大型のLEDスクリーンやディスプレイを設置し、製品紹介動画やデモ映像を流すと高い集客効果があります。動きのある映像やアニメーションで視覚的インパクトを与え、通行中の来場者の注意を引き付けましょう。
  • 製品の実演・体験コーナー:可能であれば実機によるデモやハンズオンコーナーを設けます。例えば「○○実演中」「タッチで操作できます」といった表示を出し、来場者が参加できる体験型の演出をすると滞在時間が伸び、興味度も高まります。ただしデモ実施スペースと説明・商談スペースは分け、混雑しない導線を確保しましょう。
  • 照明・音響による演出:展示物にスポットライトを当てたり、動画に合わせて音響を流すなど五感に訴える演出も有効です。周囲のブースとの差別化を図りつつ、ルール範囲内で照明や音響を工夫してブース全体の魅力度を上げましょう。
  • スタッフの視認性:ブース内スタッフのユニフォームや名札を統一し、話しかけやすい雰囲気を作ります。例えば社名ロゴ入りのジャケットを着用するなど、一目でスタッフと分かる工夫をします。また常に笑顔でいることでブースの印象も向上します。
  • プライベート空間の確保:ブース規模によっては、奥に簡易な商談スペースやカウンターを設け、腰を落ち着けて話せる場所を用意します。周囲の喧騒を少し遮るパーティションなどがあれば、来場者は安心して詳細な相談ができます。

以上の装飾ポイントを踏まえて魅力的なブースデザインを追求すれば、「思わず立ち寄りたくなる」ブースを実現できます。自社だけでデザインが難しい場合は、展示会ブース専門のデザイン会社に相談するのも一つの方法です。

集客・運営のポイント

効果的な集客とスムーズなブース運営のために、以下のポイントを事前準備から当日まで段階ごとに押さえておきましょう。

  • 事前集客の徹底:出展が決まったら、まずは既存顧客や見込み客に向けた案内を行います。主催者から提供される招待券や自社作成の案内状を郵送・メール送信し、「○○展示会に出展します」というニュースを伝えましょう。自社サイトやSNSでも出展情報を告知し、展示会特設ページで見どころ(新製品発表やデモ内容)を公開すると、来場予約やアポイント獲得につながります。また、プレスリリースを活用して業界媒体に掲載してもらうことで、更なる集客効果を狙えます。
  • ブーススタッフの事前トレーニング:展示会の成果は当日のスタッフ対応に大きく左右されます。事前にブース対応マニュアルを用意し、スタッフ全員で共有しましょう。来場者への声掛け方法、製品説明の要点、想定質問への回答集、名刺交換のマナーなどをリハーサルしておくことで、本番での対応品質が上がります。また役割分担も明確に(呼び込み担当、デモ担当、商談担当など)決め、チーム全員が自分の役目を理解しておくことが大切です。
  • 当日の集客アイデア:ブース前を通る人を引き寄せるための工夫も準備しましょう。例えばノベルティ配布は定番ですが、ターゲット層に響く実用的な粗品(ロゴ入りUSBメモリやツールキット等)を用意すると足を止めてもらいやすくなります。さらに決まった時間にミニプレゼンテーションやデモンストレーションを行う場合は、その開始前にスタッフが通路で案内し、人だかりを作ることでブースへの誘導ができます。「○時から最新技術のライブデモを行います!」などとアナウンスするのも効果的です。
  • 積極的な声かけとヒアリング:ブースに近づいた来場者には待ちの姿勢ではなく積極的に声をかけましょう。ただし闇雲に話しかけるのではなく、「○○にご興味ありますか?」など相手の関心を引き出す問いかけが有効です。興味を示した方には詳しく説明し、そうでない場合でも簡単な資料を手渡すなど印象付けておきます。初対面の短時間で信頼感を得るには、笑顔と丁寧な応対、そして相手の話をしっかり聞くヒアリング姿勢が重要です。
  • 名刺・リード情報の管理:展示会では多数の名刺交換が発生します。名刺管理の仕組みを予め決めておき、その場でメモを取る習慣をつけましょう。例えば名刺に番号を振り、裏に要件や興味を持っていた製品などを記入する、もしくはスマホやタブレットで名刺を即座に撮影・デジタル管理する方法もあります。獲得したリード情報は重要度やフォロー優先度ごとに分類し、後述のフォローアップに備えます。
  • ブース内の段取り最適化:来場者が複数同時にブースに来た際の対応も考えておきます。デモ閲覧中の方には別のスタッフが声をかけ待たせない、奥の商談中スペースが空いていればすぐ案内する等、複数人対応のオペレーションをチームで共有します。また、スタッフの休憩交代も計画的に行い、常に適切な人数がブース対応できる状態を保ちます。
  • 臨機応変な対応:展示会当日は予想外の質問やトラブルも起こりえます。全員に「困ったらリーダーにすぐ相談」「その場で答えられない質問は後日回答を約束する」等の判断基準を伝えておきます。また競合他社のブース動向や会場全体の来場状況にも目を配り、柔軟に対応戦略を微調整しましょう。例えば、来場者が多い時間帯には説明を簡潔にして回転率を上げ、少ない時間帯にはじっくり関係構築を図るなど臨機応変な対応が求められます。
  • 会期後フォローの準備:実は展示会の成否は会期後のフォローアップで決まると言っても過言ではありません。会期中に集めた名刺や問い合わせリストに対し、迅速にお礼メールを送る、資料請求者にはカタログを送付する、個別商談が必要な有望リードには営業担当から訪問日程を提案する等、アフターフォローの計画を事前に用意しておきます。展示会直後の熱が冷めないうちに対応することで、せっかくのリードを確実に案件化につなげられます。

以上のポイントを実践することで、ブースへの集客力を高めつつ円滑な運営を行うことができます。準備と当日の対応が万全であれば、展示会出展の成果を最大限に引き出せるでしょう。

会期までのスケジュール(6か月前〜当日)

出展を成功させるには、長期的な準備スケジュールを組み計画的に進めることが重要です。一般的に、半年ほど前から当日までに以下のような段階的準備を行います。

  • 【6か月前】出展計画の策定・申込み
    出展の目的・KPI(例えば○件の商談獲得など)を設定し、社内承認と予算確保を行います。公式締切に合わせて主催者へ出展申込みを済ませ、この時期にブースの規模(小間数)や位置の要望も提出します。また出展に向けた社内プロジェクトチームを結成し、責任者・メンバーの役割を決めます。
  • 【5か月前】展示内容とコンセプト決定
    出展製品やアピールしたい技術を絞り込み、展示会でのコンセプトテーマを決定します。展示物の選定と、それらの訴求方法(デモを行うか、模型展示か、映像で見せるか等)を検討します。この頃までにブース施工会社やデザイン会社への相談を開始し、ラフ案の作成や見積もり取得を進めます。
  • 【4か月前】ブースデザイン最終化
    ブースのレイアウト図・デザインパースを確定させます。電源やインターネット回線、展示台や大型モニターなど必要な備品・設備もこの段階で洗い出して手配します。また、出展製品の動作デモを行う場合は、その機材や試作品の準備計画を立てます。並行して、展示パネルや配布資料の制作にも着手します(内容検討とデザイン発注)。
  • 【3か月前】集客施策の準備開始
    招待状・招待券を用いた顧客への案内計画を立案し、送付リストの整備や送付物のデザインを行います。あわせてプレスリリースや自社SNSで告知するための文章や素材を用意します。主催者が作成する公式ウェブサイトの出展社情報掲載用に、自社紹介文や製品写真の提出もこの時期に行います。またブースで配布するカタログやノベルティグッズの発注も始めます。
  • 【2か月前】展示物・デモ準備とスタッフ編成
    実際に展示会場に持ち込む製品やモデルをリストアップし、必要なら追加製作や調達を行います。デモシナリオがある場合は社内でリハーサルを開始し、機器やソフトウェアの動作確認も進めます。並行してブースに常駐するスタッフの選定と人数確保を完了し、宿泊や交通の手配もこの頃までに済ませます。スタッフ向けの製品トレーニングや展示会対応研修の日程も設定します。
  • 【1か月前】最終確認とリハーサル
    ブース装飾物(看板、パネル、映像コンテンツ等)が完成し、印刷物・映像データを受け取ります。すべての展示機材や配布物が揃ったら、社内でブース運営のシミュレーションを行いましょう。実際に説明員が製品説明を行い、想定問答の確認や所要時間のチェックをします。不備が見つかれば直ちに修正します。また、招待した顧客に再度来場のリマインド連絡を行い、アポイントの日時確認も済ませます。
  • 【1週間前】搬入と設営準備
    事前に主催者から届く搬入・設営マニュアルを読み込み、当日の搬入スケジュールを最終確認します。発送が必要な荷物(展示機材やカタログBOXなど)はこのタイミングで会場宛に発送し、配送伝票の控えを保管しておきます。スタッフ全員に最終ブリーフィングを行い、当日の集合時間・持ち物・役割分担を再確認します。
  • 【当日(会期中)】
    開場前に全スタッフでブース最終チェック(照明・映像の動作確認、配布物のセット、ホコリ掃除など)を行います。短い朝礼で目標件数などを共有し士気を高めましょう。開場後は前述の集客・対応ポイントを実践しつつ、有望な来場者とは次につながる約束(訪問日時設定等)を取り付けます。閉場後はその日の名刺・リード情報を簡単に整理し、翌日の戦略に活かします。最終日には撤収作業がありますので、工具や荷造り資材を用意しておき、指示に従って安全に撤収を行います。

以上が出展準備の大まかな流れです。実際には自社の状況に応じて前後しますが、早め早めの行動を心がけることが成功への近道です。特に人気の展示会では締切前でも募集小間数が満了する場合もあるため、6か月以上前から情報収集を開始し余裕を持って計画立案することをおすすめします。

まとめ

「半導体・センサ パッケージング展」は、半導体後工程に関わる企業にとって高度に特化したビジネスチャンスの場です。出展を通じて新たな顧客層へのアプローチや業界内での存在感向上が期待できます。ただし、出展効果を最大化するには入念な準備と戦略が不可欠です。メリットを十分に引き出すために、ターゲットに沿ったブース作りや積極的な集客・運営を行いましょう。また、限られた会期を有効活用するために、事前〜事後のフォローまで一連の計画を立てることが大切です。

自社だけで準備を進めるのが難しい場合は、展示会専門のプロの力を借りるのも賢明です。次章では、W CREATIVE株式会社が提供する無料の展示ブース企画提案サービスについてご紹介します。専門会社のサポートを得ることで、貴社の出展をより確実に成功へ導くことができるでしょう。

W CREATIVEの特徴と無償提案内容

最後に、展示会出展の心強いパートナーとなるW CREATIVE株式会社のサービスをご紹介します。W CREATIVEはBtoB企業向けの展示会ブースコンサルティングに特化した会社で、ブースの企画・デザインから集客施策、動画コンテンツ制作、運営支援、さらには展示会後のフォローアップ施策までをワンストップで提供しています。

W CREATIVEの主な特徴

  • 豊富な実績とBtoB戦略ノウハウ:国内外で300件以上の展示会プロジェクトを手掛けた実績があり、特にBtoB分野の展示会で成果を上げる戦略設計に強みがあります。単なる装飾デザインに留まらず、出展目的達成のためのトータルプランを提案してくれます。
  • 専門的なブースデザインと導線設計:半導体業界を含む技術系展示会で培った知見に基づき、来場者の興味を引くブースデザインを創出します。企業ブランディングを損なわない洗練されたデザインと、ブース内の動線(導線)設計によって、効率的に集客できる空間を実現します。
  • 動画コンテンツとの統合提案:自社で動画マーケティング部門を持つW CREATIVEならではの強みとして、展示会ブースで上映する動画コンテンツの企画・制作も一括対応します。大型モニターの配置場所や視認性を考慮し、来場者の足を止める魅力的な映像を制作してくれるため、ブース集客力が飛躍的に高まります。
  • 高い集客効果の実証:W CREATIVEが手掛けたブースでは、多くの事例で従来比○○%増のリード獲得や注目度向上といった成果が報告されています。事前にKPI設定と効果測定プランも策定してくれるため、投資対効果を意識した出展が可能になります。
  • 展示会後のフォローアップ支援:展示会終了後も、獲得リードに対する動画を活用したフォロー施策や、次のマーケティングキャンペーンへのつなぎ方などを無料でアドバイスしてくれます。展示会を単発のイベントで終わらせず、商談・受注につなげるまで伴走支援してくれる点も大きな特徴です。

無償提案内容

W CREATIVEでは、初めて問い合わせをする企業向けに無償の企画提案サービスを提供しています。半導体・センサ パッケージング展への出展を検討している企業も、この無償提案を利用することで具体的な出展イメージを掴むことができます。提案では主に次のような内容が含まれます。

  • 3Dパースを含むブースデザイン案の提案:ヒアリング内容を基に、ブースのレイアウト図や3Dイメージパースを作成し、デザインコンセプトを提案します。実際の会場図面に合わせて、小間配置や装飾プランをビジュアル化して示してくれるため、自社ブースの完成形を具体的にイメージできます。
  • 来場者導線設計プラン:ブース内外における来場者の動き方を想定し、どこに受付を配置し、どの位置に目玉製品を置き、どのように人を誘導するかといった導線計画を提案します。これによりブースに来た人が効率よく展示物を閲覧し、商談席に誘導される最適なレイアウトがわかります。
  • 大型LEDモニター活用による集客施策:ブースに設置可能な大型ディスプレイについて、その配置場所や台数、映像コンテンツの方向性を提案します。「遠目からでも目を引く○インチの縦型ディスプレイをブース角に配置し、製品紹介動画をループ再生する」といった具体的なプランにより、映像を用いた集客の効果を最大化する方法が理解できます。
  • 動画コンテンツ企画・制作提案:展示会で上映する動画の企画案も提示します。例えば「1分間で製品の強みを訴求するデモ動画」や「ブース来場を促す招待動画」など、目的に応じた動画コンテンツのストーリー構成案を提案してくれます。希望があれば実際の動画制作まで依頼可能で、出展目的に直結した動画マーケティングをブースに組み込めます。
  • 効果的なブース運営プラン:当日のスタッフ配置や声かけ方法、デモ実施のタイムテーブルなど、運営面のポイントも含めてアドバイスします。W CREATIVEの過去の成功事例に基づき、「○名体制で常時対応し、ピーク時は○名増員」や「初日は注力製品Aを前面に出し、2日目以降は問い合わせの多かった製品Bも追加展示」など具体策を提案します。
  • 会期後フォロー施策の提案:展示会後に動画を使ってリードナーチャリング(見込み顧客の育成)を行うアイデアや、メールマーケティングとの連携施策なども提案範囲に含まれます。展示会の熱気を冷まさず営業活動につなげるためのシナリオを描いてくれます。

以上のような包括的な内容を、料金無料で初期提案として受けることができます。提案を受けたあとで依頼するかどうかを検討できるため、「まずはプロの意見を聞いてみたい」という場合にも気軽に相談できます。

W CREATIVEによるサポートで出展成功へ

W CREATIVEの支援を受けることで、限られた社内リソースでもハイクオリティなブース出展が実現可能です。戦略的なブースデザインと集客施策により、初めての出展企業でも短期間で成果を出しやすくなります。特に半導体・センサ パッケージング展のような専門展示会では、業界知識に裏打ちされた提案が成功の鍵を握ります。

自社の強みを最大限に引き出すブースを作り上げ、確実に結果を残すために、W CREATIVEのような専門パートナーとの協働も視野に入れてみてはいかがでしょうか。無料提案サービスを活用しつつ準備を進めれば、貴社の展示会出展はきっと大きな飛躍の場となるでしょう。